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マンション投資マンションのリフォーム費用が出せないので売却して欲しい!(東京都大田区)

ご相談者:K.N 様(賃貸管理会社からのご紹介のお客様)
神奈川県横浜市南区

賃貸管理している担当の方より、
「管理しているマンションの中で
リフォーム費用を用意できず貸し出すことができない
オーナーがいるので売却をしてあげて欲しい」旨の
ご相談をいただきました。

状況

投資マンションのリフォーム費用が出せないので売却して欲しい!(東京都大田区) 状況
【所在】東京都大田区蒲田5丁目
・オーナーは、リフォーム費用を工面できず貸出せない
 ※室内が汚れていて入居者が決まらない
・賃貸人が退出してから約1年間経過
・ジュータン、畳、クロスなど使用感がかなりある
・管理費・修繕費も滞納している

解決策

1. 面談・物件調査

 ご紹介者様より売主様のご連絡先をお聞きし、
面談をさせていただきました。
 前所有者様はこのお部屋の購入当時(投資物件として
オーナーチェンジで購入)からずっとお住まいの賃借人の
方がいたそうです。
 貸出すためには多額の費用がかかる大規模なリフォームが
必要でした。
 管理会社からのリフォーム見積額が約60万円と高額で、
金銭的に捻出が厳しいため、約1年以上貸せずにいました。
※現状の室内が汚れている状態では貸すのが困難でした
 入居者がいないため、賃料収入もなく、管理費・修繕費の
滞納も毎月増えている状況。
 そこで賃貸管理会社から売却のお話を勧められました。

2. 当社での販売方法の検討

 お客様は、「早く、高く売って欲しい」と強く希望。
 投資物件として賃料相場や多額のリフォーム費用が
かかるという点でなかなか高い金額提示がしていただける
購入希望者は現れませんでした。
 またリフォームせず、現状の室内を見てもらっても、
購入意欲がでる室内状況ではないので
どう売却をしていくか模索していました。
 このお部屋は1DKで広さが約35㎡あり、
1ルームマンションと比較しても広く、需要が多い点に
着目をしました。
 そこで30~40㎡ぐらいの広さを得意としている
不動産会社に多数ご紹介を行いました。
 最終的にはその中の1社で、以前同じマンション内での
実績がある不動産会社にお部屋の良さ・今後の賃貸需要等を
ご提案し、室内をご見学・ご検討いただきました。

3. ご契約とお引渡し

 ご見学いただいた不動産会社に再三、再四の
プレゼンテーションを行った結果、当初の予定より高値での
お申込み(購入の意思表示)を頂戴することに成功。
 売主様からも売却価格についてご承諾いただき、
室内をリフォームせず、現状の汚れているままの状態で
売買契約を締結。
 滞納されていた管理費・修繕費も売却代金よりお支払い
いただき、無事、引渡しも完了。
 売主様より「もっと早く高倉さんにお願いしていれば
良かった」旨のお話をいただくことができました。

担当者からの一言

 今回の案件は、「視点を変え、ご紹介先を工夫する
こと」でした。
 売主様が「リフォーム費用がないので貸すことができない」と
ただ管理費等を滞納されていました。
 視点を変え売却することで、リフォーム費用もかからず
手元に資金を残すこと、つまりは売主様の希望金額以上での
「売却」ができました。
 当初は、投資物件として売却することを考えていましたが
お取引きのある不動産会社の得意分野を知っていたことで
売主様にも喜んでいただける結果にできました。

 空家が増えてくるこれからの少子高齢化社会。
 ローンを借りて購入した投資用物件が空家になってしまうと
自己資金を切り崩してローンを返済しなくてはなりません。
 そういったときにいつ売却をするか、答えは
「傷口が大きくなる前」です。
 売却が全ての解決方法ではありませんので、
まずはご返済等についてお悩みの方はお気軽に
お問い合わせください。

 関係者のみなさま、本当にありがとうございました!