リライト田中の活動ブログ

越境・狭小物件のコンサルティング

2016/07/31
テーマ:ブログ
 みなさん、こんばんは。
代表の田中です。

 今日は、越境物件について。
 朝から飯田橋駅でお客様と打ち合わせ。
 お客様は、大倉山に土地45㎡の狭小戸建を所有。
 現在は、お母さんがお住まいですがとにかく、
建物が老朽化している…。
 床の一部が腐食していたり、雨漏りがあったり…。
 今まで少しずつ貯金を切り崩し補修されて
いましたが、これ以上は維持できない、と。
 貸すためには、設備の入れ替えを含め、リフォーム費用が
400~500万円くらいかかりそう。
 しかも、リフォームしても貸せる賃料は8万円くらい。
投下資金を回収するために5年くらいかかる。
 売却しようとなると建物の躯体が隣地に越境。
 雨樋や排気ダクトならまだしも、躯体の越境は
厳しい…。
 越境はやっかいです。
 越境したままでは、隣地からの承諾書を取得するか、
越境を是正しないと住宅ローンを組めません。

 境界標もなく、測量が必要。
 また、土地が狭い狭小物件のため、金融機関の
担保評価が大幅に低くなってしまう。
 と、いうように問題てんこ盛り。
 当初、他社さんにご相談されたそうですが、
難易度が高く、断られてしまったそうです。
 そこで当社に白羽の矢が。(^^)

 今日は、問題解決のための最初の打ち合わせ。
これからこの負動産を富動産にかえていきます!
 少し時間はかかるかも知れませんが、結果は
乞うご期待!(^^)