リライト田中の活動ブログ

空家・地方物件流通の特効薬

2016/05/15
テーマ:ブログ
 みなさん、こんばんは。
代表の田中です。

 今日は、空家・地方物件の流通について。
 ここ最近、空家や売れない物件について
いろいろなところで聞くようになりました。

 毎年人口が減り、ただでさえ空家が増えているのに
年間80万戸前後も新築されています。
 そのため、受給バランスが崩れ、市場にはどんどん物件が
溢れています。
 特に地方になればなるほど余る物件。
 処分するのも大変…。

 地方物件や人気エリア以外の空家は、
本当に売る、というか手放すのが大変。
 なぜかというと、売却を手伝ってくれる不動産会社が
ほとんどいないため。
 不動産会社は不動産の売買を仲介する際に仲介手数料を
お客様よりいただきます。
 この仲介手数料は、宅建行法で上限規定があり、
売買代金が低くなればなるほど、仲介手数料も低くなります。
 ただ、やっている仕事内容は都内の1億円超の物件の仲介でも
地方の10万円の物件の仲介でもすることは同じで、万が一のときに
仲介に入った不動産会社が負う責任も同じ。
 手数料だけが違う。
 どうせ仕事するなら1件の売買で大きな仲介手数料を受領できる
人気エリアに不動産会社が集中する理由がそこにあります。
 
 地方物件を多数売買している私は、地方に行くたびに不動産会社が
少ないこと、元気がないことに驚かされます。

 空家問題に政府はいろいろ考えていますが、実際のところ、
売買金額の低い地域では、不動産会社もなく、売りたくても
売れないという状況となってしまうため、空家問題の解決には
程遠い。
 新聞で富士通総研の方が書かれていましたが、仲介手数料の
上限規定の緩和もしていかないとこれからの空家・地方物件の
流通は進んでいかない。
 それが空家・地方物件流通の特効薬になるような気がします。

 でも、空家・地方物件の処分に困った方のために私は積極的に
地方物件などの売却も行っています。

 今日は、妻と自宅の草むしりをしました。
やっぱり草むしりって、大変ですね。
 でもやらないとご近所に迷惑だし、景観上もよくありません。
結局ゴミ袋5袋くらいに…。^^;

 その後は、車を洗車し、家族でかき氷を食べに田園都市線の
宮崎台駅に。
 ティーハウスマユール。
 待つこと1時間以上。
ティーハウスマユール宮崎台 かき氷
無事に店内に入り、食べたかき氷は絶品でした~。(^^)