リライト田中の活動ブログ

「どこに相談すればいいかわからない」不動産無料相談会と満員電車で感じた、困っている人への気づき

2026/09/14
テーマ:ブログ

 みなさん、こんにちは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今回は、気付きについて。
今日は月曜日。
会社には出社せず、外で相談員の仕事をする一日でした。

 それでも、月曜日の朝にやることは変わりません。
朝7時から自宅で、売却活動をお任せいただいている売主様へ、先週のお問い合わせ状況をご報告。毎週続けているルーティンです。
お問い合わせがあった週も、なかった週も、売主様は「自分の不動産はどうなっているのだろう」と気にされています。
動きが少ないときほど、こちらから状況をお伝えすることが大切だと思っています。

当たり前のことを、当たり前にやる。
そして、それを続ける。

派手さはありませんが、不動産の売却を安心して任せていただくための土台は、こうした日々の積み重ねなのだと思います。

報告を終え、電車で今日の仕事先へ。
午前9時頃の横浜市営地下鉄は、なかなかの混雑でした。

私は、引き続き絶賛右手骨折中。
片手で重い荷物とつり革に格闘しながら、電車が揺れるたびに「ここでまた骨折部分を傷めたら…」と身構えていました。苦笑

仕事の予定は組めても、電車の揺れまでは読めません…。苦笑
そんな車内に、抱っこひもで生後数か月くらいの赤ちゃんを抱き、3歳くらいの男の子の手を引いたお母さんが乗ってきました。

小さな子どもを2人連れて、この混雑。
立っているだけでも大変そうです。

ところが、私が見ていた範囲では、席を譲る方はいませんでした。
周囲ではスマートフォンを見ている方の姿が目に入りました。

「誰か、気づいてあげないのかな…」

自分も立っていたので席を譲ることはできず、何とももどかしい気持ちになりました。
もちろん、座っている方にも、外からはわからない体調や事情があるかもしれません。
だから、一場面だけで誰かを決めつけることはできません。
それでも、スマートフォンがこれほど身近になる前は、もう少しみんなが顔を上げ、周囲を見ていたような気がします。

これは私の思い違いでしょうか。
便利になった一方で、すぐそばで困っている人に気づく機会が減っているとしたら、少し寂しいことですね。

我が家の考え方は、シンプルです。

「困っている人がいたら、自分にできる範囲で助けよう」

周りがどうするかにかかわらず、この姿勢は大切にしていきたいと思っています。

 午前10時から午後3時30分頃までは、某行政で開催された不動産無料相談会の相談員を務めました。

不動産 相談

個別の相談内容についてはお伝えできませんが、相談の場で感じるのは、不動産のことで困っていても「どこに相談すればいいのかわからない」という方が多いことです。

不動産会社なのか。
役所なのか。
それとも、別の専門家なのか。
普段、不動産に関わる機会がなければ、わからなくて当然です。
私たちにとって日常的なことでも、相談者の方にとっては、初めて直面する大きな問題かもしれません。
だからこそ、専門用語を並べる前に、まずお話を聞く。

何に困っているのか。
どうなることを望んでいるのか。
何がわからず、足が止まっているのか。

そこを整理し、次に何を確認し、どこに相談すればよいのかを、わかりやすくお伝えする。
それも、私たちの大切な仕事です。

不動産の問題で、道に迷わないように。
相談員には、進む方向を一緒に考える役割があると思っています。

横浜を拠点に全国の売れない不動産と向き合っていると、物件の問題と同じくらい、「相談先が見つからない」という問題の大きさを感じます。

不動産相続で引き継いだ空き家や実家処分。
底地や借地、借地権の売却。
長年整理されていない権利関係や、不動産トラブル。

「不動産会社に断られた」
「どこに聞いても話が進まない」
「子どもに負担を残したくない」

こうした思いを抱えたまま、時間が過ぎてしまうことがあります。

当社では買取や仲介のほか、1円不動産・1円物件、いわゆる0円物件としての引き継ぎを含め、さまざまな可能性を検討しています。

ただ、価格を下げれば必ず解決するわけではありません。

権利関係や道路の状況、建物の状態、維持管理の負担などを整理し、次に引き受ける方が判断できるようにする必要があります。
案件によっては、役所への確認や、専門家・近隣の方との調整も欠かせません。

売主様の「手放したい」という思いと、買主様の「引き受けた後は大丈夫だろうか」という不安。
その両方に向き合って、初めて次の一歩につながります。

だから私は、最初の相談で、うまく説明できなくてもよいと思っています。

「何から話せばいいかわからない」
その状態から、一緒に整理していけばよいのです。

朝の売主様へのご報告も、電車の中で感じたことも、無料相談会での仕事も、今日はどこかでつながっているように感じました。

相手が何に不安を感じているのか。
自分にできることは何か。

少し顔を上げて、相手の立場を考えてみる。
その小さな行動には、人の気持ちを軽くする力があると思います。

世の中のことを嘆くだけでは、何も変わりません。
まずは、自分にできることを一つずつ。

右手はまだ思うように使えませんが、相談者の方のお話を聞き、一緒に考えることはできます。

明日も、当たり前のことを丁寧に。
不動産で困っている方が、少しでも前を向けるように取り組んでいきます。

同じようなお悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください。