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【大手が「売れない」と断った土地を成約】鳥居とお稲荷さんが残る再建築不可の土地に買主様を見つけました
みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。
今回は、難あり物件売却について。
今日は朝から、昨日の電車内での出来事をスタッフに話しました。
杖をついたご年配の方が電車に乗ってこられたものの、周囲の方々は見て見ぬふり。
誰も席を譲ろうとしませんでした。
そのご年配の方が、私に向かって寂しそうにこうおっしゃいました。
「シルバーシートのところで待っていれば良かったですね」
その言葉が、ずっと心に残っていました。
(もちろん、私は絶賛右手骨折中ですがそのご年配の方に席を譲り、池袋駅~横浜駅までずっと立ちっぱなしでした。笑)
そこでスタッフには、次のように伝えました。
「電車に乗っていて、怪我をしている人や妊婦さん、小さな子どもを連れた方、ご年配の方が乗ってきたら、自分の体調が悪いときでなければ自発的に席を譲りましょう。それで電車を乗り換えることになり、会社に遅刻しても何も言わないから。だって、そういう社会の方がいいよね」
もちろん、私の言葉をどのように受け止めるかは、スタッフ一人ひとりに委ねるしかありません。
ただ、不動産の仕事も同じだと思います。
目の前で困っている人がいるときに、見て見ぬふりをするのか。
それとも、自分にできることを考えて一歩動くのか。
その違いは、とても大きいのです。
大手不動産会社から「うちでは売れません」と言われた土地
午前中は、営業の廣澤と一緒に、横浜市戸塚区にある土地の売買契約でした。
今日契約したのは、建築基準法上の接道義務を満たしておらず、原則として建物を建てることができない土地です。
さらに現地には、鳥居、お稲荷さん、石碑が残されています。

一般的な住宅用地とは、まったく性質が異なります。
建物が建てられないうえに、鳥居やお稲荷さん、石碑まで残されている。
誰が見ても簡単に売却できる不動産ではありません。
実際、売主様は以前、大手不動産会社に相談したところ、
「うちでは売れません」
と言われてしまったそうです。
しかし、それでこの土地の可能性が完全になくなったわけではありません。
当社では土地の状況を調査し、どのような方であれば取得する可能性があるのかを考え、買主様を探しました。
そして今回、無事に売買契約を締結することができました。
不動産売却は、会社の大小だけでは決まらない
今回、改めて感じたことがあります。
よほど規模の大きな不動産案件でなければ、不動産の売却は必ずしも会社の大小で決まるものではありません。
大切なのは、その不動産とどこまで真剣に向き合うかです。
再建築不可、私道、借地・借地権、底地、農地、山林、市街化調整区域、空き家など、一般的に「売れない」と言われる不動産には、それぞれ異なる理由があります。
その理由を調べずに「売れない」と判断してしまえば、そこで終わりです。
一方で、
- 誰なら必要としてくれるのか
- どのような使い方が考えられるのか
- 契約時にどのリスクを説明すべきか
- 売主様と買主様の条件をどう調整するか
- 将来の不動産トラブルを防ぐために何を明確にするか
こうしたことを一つずつ考え、実際に動けば、出口が見つかることがあります。
なお、今日の契約関係の説明は廣澤が担当しました。
その説明が、まるで川の流れのようにスムーズ。
売主様と買主様にわかりやすく説明しながら、契約を滞りなく進めてくれました。
見ていて素直に「素晴らしい!」と思いました。
スタッフの成長を感じられることも、代表として嬉しい瞬間です。(^^)
17筆の耕作放棄地を相続したお客様
午後は、都内からお客様がご来店されました。
ご相談の対象は、お客様が相続で取得された山梨県内の耕作放棄地、全部で17筆です。
これまではメールだけでやり取りをしていましたが、その間、お客様ご自身でも土地を手放すために、さまざまな行動を起こされていました。
そして、その行動が少しずつ実を結び、なんと全17筆を手放せる可能性が見えてきたのです。
打ち合わせの中で、お客様がおっしゃった言葉が印象に残りました。
「どこの不動産会社からも対応できないと言われ、絶望していました。それでも田中さんと連絡を取り始めて、いろいろ動いたから、ここまで来られました」
私は、この結果は何よりもお客様ご自身が諦めずに動いたからこそ生まれたものだと思っています。
耕作放棄地や農地の処分は、一般的な宅地の売却とは違います。農地法上の許可や届出、取得希望者の要件、現況、接道、管理状態など、確認すべきことが数多くあります。
「いらない土地だから、誰かに名義を移せばよい」というほど単純ではありません。
それでも、地域の方、隣接地の所有者、農業関係者、その知人などへ可能性を広げていくことで、引受先が見つかることがあります。
「売れない」と言い続けても、何も変わらない
売れない不動産を前にして、
「需要がない」
「買う人はいない」
「処分できない」
と繰り返していても、状況は変わりません。
そうではなく、
「この人なら必要としてくれるかもしれない」
「この人の知り合いなら活用できるかもしれない」
「隣接地の所有者なら検討してくれるかもしれない」
と仮説を立て、連絡し、会いに行き、実際に動くことが大切です。
もちろん、動けば必ず売れるとは限りません。
1円不動産や1円物件、0円物件として募集しても、引受先が見つからないケースはあります。
それでも、動かなければ可能性はゼロのままです。
頭の中だけで考え続けるより、まず一歩動いてみる。
今日契約した横浜の土地も、17筆の耕作放棄地も、その一歩の積み重ねによって状況が変わりました。
困っている人を見て、どう動くか
電車の中で困っている人に席を譲ることと、誰も扱わない不動産に向き合うことは、まったく別の話に見えるかもしれません。
ただ、根底にあるものは同じだと思います。
困っている人を見たときに、見て見ぬふりをするのか。
それとも、自分にできることを考えて動くのか。
相続した実家の処分、長年放置された空き家、売れない農地や山林、再建築不可の土地、複雑な底地や借地など、不動産相続や不動産トラブルに悩んでいる方は全国に大勢います。
私たち株式会社リライトは、横浜を拠点に、そのような一般の不動産会社では取り扱いが難しい不動産の売却、買取、処分に取り組んでいます。
「売れない」と言われたことは、「絶対に解決できない」という意味ではありません。
必要なのは、不動産の問題点を正確に把握し、その不動産を必要とする人を考え、諦めずに動くことです。
動かなければ、何も始まりません。
しかし、一歩動けば、これまで見えなかった可能性が見えてくることがあります。
同じようなお悩みをお持ちの方は、お気軽にご相談ください。(^^)

