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神様がいた土地は売れるのか?建物が建てられない“お稲荷様跡地”と向き合う不動産再生の現場
みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。
今回は、神様がいた土地の売却について。
今日は朝から藤沢でお客様との打ち合わせ。
少し早めに藤沢駅に着いたため、近くのカフェへ。
普段は現地調査、役所調査、契約業務などに追われ、なかなかゆっくり本を読む時間もありませんが、電車移動の日は貴重な読書時間になります。

今回読んでいる本は、SNSで見かけて気になり購入した一冊。
「面白そう」と思うとつい買ってしまうのですが、読まない本も増えていく…。(笑)
それでも、本から得られる新しい考え方や価値観は、不動産の仕事にも活きることがあります。
不動産の仕事は、法律や価格だけではなく、人の想いや背景を理解する仕事でもあるからです。
建物が建てられない土地の現地調査へ
藤沢での打ち合わせを終え、昼食は立ち食いそばで手早く済ませ会社へ。
会社に戻ってからは、スタッフと現在進行中の案件についてショートミーティング。
全国からご相談いただく不動産は、一つとして同じものがありません。
・空き家
・借地、底地
・再建築不可
・市街化調整区域
・農地、山林
・相続したものの使い道がない土地
それぞれ問題点も解決方法も違います。
その後、営業の廣澤と一緒に新規売却相談をいただいた土地の現地確認へ向かいました。
今回の不動産は、一見すると住宅街の中にある普通の土地。
目の前には道路もあります。
しかし…。
不動産の世界では、
「道がある=建物が建てられる」
ではありません。
調査したところ、前面道路は建築基準法上の道路ではなく、現在の状態では建物の建築ができない土地でした。
いわゆる建築が難しい不動産です。
さらに車庫もありません。
そして、もう一つ大きな特徴がありました。
それは…。
土地の中に残されたお稲荷様と鳥居
現地には赤い鳥居。

そして、お稲荷様と石碑。
すでに閉眼供養は済まされているものの、長い年月、この場所を守ってきた存在です。
売主様からは、
「もう自分では管理することができない」
というご相談でした。
相続された不動産や使わなくなった土地では、このようなお悩みが全国的に増えています。
所有しているだけで、
・草木の管理
・固定資産税
・近隣への配慮
・将来子どもに負担を残す不安
など、様々な問題があります。
「昔から家族が守ってきた土地だから簡単には手放せない」
一方で、
「この先、自分では守り続けられない」
そんな葛藤を抱えている方は少なくありません。
売れない理由を探すのではなく、活かす方法を探す
今回のような土地を普通の不動産会社に相談すると、
「建物が建てられないので難しいです」
「需要がありません」
と言われてしまうケースもあります。
もちろん簡単な不動産ではありません。
1円不動産、1円物件、0円物件と呼ばれるような不動産であっても、必ず次の方が見つかるとは限りません。
だからこそ私たちは机上査定だけでは判断しません。
現地へ行き、周辺を歩き、その土地の可能性を探します。
今回も営業の廣澤と一緒に近隣の方々へご挨拶。
「この土地をお引き受けいただくことはできませんか」
と、一軒一軒お話を伺いました。
そこで感じたこと。
それは…。
近隣のみなさんが本当に感じの良い方ばかりだったこと。(^^)
難しい不動産の解決には、法律や査定だけではなく、こうした人と人とのつながりが大切になります。
不動産には数字だけでは測れない価値がある
会社に戻ってからは、各案件の連絡業務。
出張中に溜まった事務作業を進めていたら、気づけば23時…。
翌日は朝早くからボランティア活動。
「これは寝坊できないな…」
と思いながら帰宅しました。(笑)
今回のお稲荷様跡地。
一般的には売却が難しい土地かもしれません。
しかし、その場所には確かに歴史があります。
誰かが大切にしてきた時間があります。
私たち株式会社リライトは、横浜を拠点に全国の売れないと言われる不動産と向き合っています。
不動産相続、実家処分、空き家、不動産トラブルなど、一つひとつ事情は違います。
大切なのは、
「売れない理由」
だけを見るのではなく、
「どうすれば次につなげられるか」
を考えること。
今回の神様がいた土地も、新しいご縁につながるよう、引き続きチャレンジしていきます。

