リライト田中の活動ブログ

東洋のリビエラ熱海で1円物件の内覧会開催|売れない別荘に込められた想い

2026/06/13
テーマ:ブログ

 みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今回は、熱海市上多賀にある1円物件(1円別荘)の内覧会について。

~昭和63年で時が止まった別荘、想いを次の世代へ~

 今日は朝から営業の廣澤と合流し、静岡県熱海市上多賀エリアで売却活動中の「1円物件(1円別荘)」の現地内覧会を開催しました。

熱海別荘 売却

開催時間は12時~16時の4時間、事前予約制。
ご来場いただいたお客様は、神奈川県・静岡県・東京都、そして遠くは千葉県からもお越しくださいました。

今回の物件は、いわゆる“普通の別荘”ではありません。

・バルコニーの一部崩落
・駐車場なし
・62段の階段アクセス
・建物の老朽化
・残置物多数

と、一般的な不動産会社ではなかなか積極的に扱わないタイプの不動産です。

だからこそ販売価格は「1円」。

もちろん、1円とはいえ購入後には修繕費用や維持管理費用がかかります。
そのため当社では、「本当に現地を見て、理解・納得された方だけ」にご購入いただきたいという考えから、内覧いただいたお客様限定で販売活動を行っています。

今回、特に印象的だったことが2つありました。

まず1つ目。

あるお客様が、
「熱海って“東洋のリビエラ”って呼ばれているんですよね」
とお話しされていました。

“リビエラ”とは、イタリアやフランスの地中海沿岸に広がる世界的リゾート地のこと。
温暖な気候、美しい海、別荘文化などが共通していることから、昔から熱海は「東洋のリビエラ」と呼ばれてきました。

確かに今日の上多賀も、海風が心地よく、山の緑も濃く、どこか海外の古いリゾート地のような空気感がありました。

そして2つ目。

室内に残されたブラウン管テレビ、黒電話、そして1988年(昭和63年)のカレンダー。

カレンダー 思い出

まるで昭和で時間が止まっているようでした。

お客様と一緒に
「懐かしいですね~」
「実家にこれあった!」
なんて会話をしながら、ちょっとした昭和博物館状態に。

ただ、それと同時に感じたのは、この別荘には売主様ご家族の“人生の時間”が詰まっているということ。

きっと、夏休みに家族で来ていた日もあったのでしょう。
笑い声が響いていた日もあったはずです。

だからこそ私は、この不動産を単なる「老朽化した空き家」として扱いたくありません。

正直に言えば、1円物件の販売活動はかなり大変です。
しかも今回は、売主様から報酬をいただかないボランティア案件。

現地対応、調査、広告、内覧会準備、移動時間…。
帰りも渋滞の中、熱海から横浜まで3時間。

それでも、
「この別荘を次の誰かへ繋ぎたい」
という想いがあります。

不動産は、単なる“モノ”ではありません。

そこには、
人の思い出、
歴史、
人生、
そして地域の未来があります。

今回ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
そして廣澤さん、暑い中お疲れ様でした!

この熱海の別荘に、新しい物語を紡いでくださる方が現れることを願っています。

同じように、
「売れない不動産で困っている」
「相続した別荘をどうしていいかわからない」
「空き家が負担になっている」
というお悩みをお持ちの方は、お気軽にご相談ください。

株式会社リライトでは、一般的な不動産会社では扱いが難しい再建築不可物件、空き家、1円物件、老朽化別荘なども含め、日本全国の不動産問題に取り組んでいます。