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神様が祀られていた土地と、支え合いの5周年
みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。
今回は、神様の祀られていた土地のご相談について。
今日は朝から、横浜市内で新規に売却活動を行う予定の「お稲荷様跡地」の現地確認と売主様とのお打ち合わせでした。
今回の土地は、市街化区域内にあるものの、建築基準法で定める接道義務を満たしておらず、建物の建築ができない不動産。
いわゆる「再建築不可」「建築不可」の土地です。
ただ、この土地には少し特別な背景がありました。

それが“お稲荷様跡地”であるということ。
つまり、昔から地域の方々に大切にされ、神様が祀られていた土地ということです。
もちろん、不動産として考えれば簡単な案件ではありません。
再建築不可、用途制限、需要の限定…。
一般的な不動産会社ではなかなか積極的に扱わないケースかもしれません。
それでも私は、こういう土地を見ると「どう活かせるだろう」と考えてしまいます。
なぜなら、不動産には単なる“土地”ではなく、人の歴史や想いが残っているからです。
立派な玄関…と思ったら勝手口!?
売主様のご自宅へ向かう途中、コインパーキングに車を停め、Googleマップを見ながら到着。
「ここだな」と思い、立派な玄関のインターホンを押すと、売主様から一言。
「こちらは玄関ではありません」
……え?
どう見ても立派な玄関なんですが…。(笑)
案内されて裏手へ回ると、そこにはさらに立派な“本当の玄関”がありました。
つまり私は、地主さんのご自宅の“勝手口”で堂々とインターホンを鳴らしていたわけです。
不動産の仕事をしていると全国いろいろな場所へ行きますが、こういう出来事があるから面白い。
毎日、教科書には載っていない経験ばかりです。(^^)
崖地・レッドゾーン…「条件が悪い土地」とどう向き合うか
午後は、横浜市栄区の売主様宅へ。
こちらの土地は道路付けも良く、敷地も広い。
一見すると、とても条件が良さそうな土地です。
しかし、実際には土地の裏側が崖地になっており、一部は「土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)」に指定されています。
不動産は、単純に「駅から近い」「広い」だけでは決まりません。
・擁壁の安全性
・土砂災害リスク
・建築制限
・金融機関評価
・造成費用
・将来的な維持管理
こうした複数の要素が絡み合います。
特に近年は、金融機関の審査も慎重になっており、レッドゾーン指定地は住宅ローンの条件が厳しくなるケースも少なくありません。
だからこそ、売却では「価格」だけでなく、
“どう見せるか”
“どう理解していただくか”
が非常に重要になります。
私たちは、一般的に「売りづらい」と言われる不動産も数多く取り扱っています。
再建築不可、借地、底地、市街化調整区域、空き家、山林、農地…。
それぞれに課題はありますが、知恵を絞れば道が開けることもある。
今回の栄区の土地も、売主様にとって良いご縁に繋げられるよう、引き続き動いていきます。
子安の丘みんなの家 5周年感謝祭
夕方からは、ボランティア活動「子安の丘みんなの家」の5周年感謝祭でした。
家族食堂スタッフによる手料理に加え、障害者就労支援施設「浦島作業所」さんの手作りサンドイッチとクッキー。
振り返ると、この5年間、本当に多くの方々に支えていただきました。
地域の方々、ボランティアスタッフ、子どもたち、ご家族、支援者の皆さま。
不動産業もそうですが、結局、人は一人では生きていけません。
だからこそ、支えられてきた側の私たちも、今度は支える側にならなければいけない。
感謝祭では、ご近所の方々にもサンドイッチをお渡ししました。
「ありがとうございます」
「もう5年なんですね、早いですね」
そんな言葉をいただきながら、改めて地域との繋がりの大切さを感じました。
気がつけば、空き家問題も、高齢化問題も、自治会の担い手不足も、すべて“人との繋がり”が薄れていることと無関係ではありません。
だからこそ、不動産会社である私たちにも出来ることがある。
単に売買をするだけではなく、人と地域を繋ぐ存在でありたいと思っています。

そして今日も、無事に大盛況のうちに感謝祭を終えることができました。
ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
同じように空き家や再建築不可物件、相続不動産などでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
「こんな土地、どうにもならない」と思う不動産にも、解決の糸口が見つかることがあります。

