リライト田中の活動ブログ

【北海道・千葉・全国各地】原野商法で買ってしまった土地…今、相続前に相談が急増しています

2026/06/09
テーマ:ブログ

 みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今回は、原野商法で買ってしまった土地について。

「子どもにこんな土地を残したくないんです…」


 今日、江戸川区のお客様のご自宅でお聞きした言葉です。

そのお客様が40年以上前に購入されたのは、千葉県横芝光町の畑の真ん中にある土地の一区画。

購入した理由をお聞きすると、
「当時の不動産会社が夜遅くまで営業に来て、本当にしつこくて…。断りきれず、借金して買ってしまった」
とのことでした。

今でこそ「原野商法」という言葉は知られていますが、昭和40~50年代頃は、将来値上がりするかのように説明され、山林・原野・農地・雑種地などを購入してしまった方が全国に数多くいらっしゃいます。

しかも、そういった不動産会社の多くは、すでに倒産しています。

残されたのは、
「売れない土地」と、
「どうしていいかわからない所有者」
だけ…。
 

原野商法の土地は、なぜ問題になりやすいのか?

今回のお客様の土地もそうですが、原野商法で販売された土地には、次のような特徴があります。

  • 畑や山林の中にポツンとある
  • 道路が未整備
  • 水道・下水・ガスなし
  • 建築できない
  • 市街化調整区域
  • 農地法の制限あり
  • 接道していない
  • 周辺に需要がない
  • 固定資産税だけ毎年かかる

つまり、
「持っているだけで負担になる不動産」
になってしまっているケースが少なくありません。

実際、最近では高齢になった所有者の方から、

  • 「子どもに迷惑をかけたくない」
  • 「相続前に整理したい」
  • 「固定資産税を払う意味がわからない」
  • 「場所すら行ったことがない」

というご相談が急増しています。
 

北海道の原野商法案件も増えています

夜は、来週の北海道出張に向けた調査準備をしていました。

今回調査予定なのは、

  • 北海道豊浦町
  • 北海道蘭越町
  • 北海道千歳市

の土地。

いずれも、
「原野商法で購入したと思われる土地」
です。

弁護士の先生が遺言執行者となっている案件もあり、
「相続の段階で初めて問題が発覚する」
ケースも非常に多い。

被相続人の方は、
「将来値上がりする」
「子どものためになる」
と思って購入されたのかもしれません。

ですが、時代は変わりました。

人口減少が進み、地方の不動産需要は二極化しています。

昔は夢を見て購入した土地が、
今では「負動産」になってしまっている…。

これは、日本全国で起きている社会問題の一つだと私は感じています。
 

不動産会社が対応したがらない理由

正直に言うと、こういった原野商法の土地は、

  • 仲介しても利益が少ない
  • 調査が大変
  • 現地確認に時間がかかる
  • 権利関係が複雑
  • 買主探しが難しい

ため、多くの不動産会社が対応を避けます。

実際、
「他社で断られた」
というご相談は非常に多い。(今回のお客様もそうです)

ですが、誰かが対応しなければ、
所有者の方は一生悩み続けることになります。

だから私は、業務状況と相談件数を見ながらではありますが、こうした案件にも向き合っています。

もちろん簡単ではありません。

時には報酬より移動費の方が高いこともあります。(苦笑)

それでも、
「相談してよかった」
と言っていただけると、
この仕事をやっていて良かったと思います。
 

休みの日の“癒しタイム”

今日は火曜日で本来は定休日。
それでも朝から動き続けていたため、江戸川区からの帰り道にジムへ。

ジョギング30分、
エアロバイク30分、
さらに筋トレ。

最近は連日の出張と深夜までの業務続きだったため、トレーニング後はジムの温泉へ。
束の間の“癒しタイム”でした。
…ただ、来週の北海道出張で一番心配なのは、土地ではなくヒグマとの遭遇かもしれません。(笑)
 

原野商法の土地は、放置するほど難しくなることも

原野商法で購入した土地は、

  • 相続人が増える
  • 場所がわからなくなる
  • 境界不明になる
  • 固定資産税だけ続く
  • 名義変更されない

など、放置するほど問題が複雑化する傾向があります。

「どうせ売れないから…」
と諦める前に、
まずは現状を整理することが大切です。

解決方法は一つではありません。

  • 売却
  • 引取り先探し
  • 隣地所有者への交渉
  • 相続対策
  • 寄付の検討
  • 管理方法の見直し

など、不動産ごとに出口戦略は変わります。

当社 株式会社リライトでは、全国の再建築不可物件、山林、農地、原野、空き家、1円不動産、0円物件など、一般的な不動産会社では対応が難しい不動産についてもご相談を承っております。

同じようなお悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください。