リライト田中の活動ブログ

固定資産税77万円超…北海道の貸家20棟で感じた「地方不動産」の現実

2026/05/15
テーマ:ブログ

 みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今回は、地方不動産の現実について。
 今日は朝から、予定していた打ち合わせ資料の作成からスタート。
ただ、案件数も資料量も多く、どれだけ頑張っても常に納期ギリギリ…。
不動産業は「現地調査」「役所調査」「契約準備」だけでなく、資料作成にもかなりの時間を要します。

 そんな中、ランチついでに固定資産税の納付へ。
今回納付したのは、北海道にある広大な土地と築50年超の貸家群。
現地には貸家が20棟前後建っており、家賃は1戸あたり約4万円ほど。
ところが、固定資産税・都市計画税の合計額は…

なんと778,100円。(T . T)

固定資産税 不動産投資

しかも築年数が古いため、入居者の退去のたびに修繕・メンテナンス費用が発生します。
給湯器、屋根、外壁、床、配管…。
古い貸家は本当に維持費との戦いです。
もちろん、固定資産税は行政運営に必要な大切な税金です。
ただ、地方不動産の現場にいると、どうしても感じてしまうことがあります。

それは、

「実勢価格と固定資産税評価額のバランス」

です。

地方では、
・買い手が少ない
・空き家が増加
・賃貸需要も限定的
・解体費は上昇
という状況の中でも、固定資産税の負担が重いケースが少なくありません。

一方で、東京都心部や大阪市中心部では、不動産価格が大きく上昇しているにもかかわらず、実勢価格と比較すると固定資産税負担が相対的に低く感じる場面もあります。

もし実勢価格により近いかたちで課税バランスが調整されれば、地方との格差是正や、大都市への人口集中の緩和にも繋がるのではないか――そんなことを考えながら納税していました。

そして今日はもうひとつ、印象的な話が。
当社営業の伊藤が、不動産会社専用の物件流通サイト「レインズ」で都内の超高額中古戸建を確認。
価格は…なんと15億円。

販売している不動産会社に連絡したところ、伊藤が
「15億円の価格帯、凄いですね」
と話したそうです。

すると先方担当者は、
「実は、うちも高額すぎて震えています…」
と苦笑い。

それも当然です。
高額不動産は、動くだけでも金融コストが発生します。

仮に借入金利が少し上がるだけでも、毎月の利息負担は数百万円単位になることもある世界。
不動産は「持っているだけ」でコストがかかる資産です。

だからこそ、
・売却タイミング
・保有戦略
・維持コスト
・税金
・金利
これらを総合的に考えることが非常に重要になります。

最近は、
「空き家をどうするか」
「地方不動産をどう維持するか」
「相続した不動産を手放したい」
というご相談が全国的に本当に増えています。

不動産は、持っているだけで安心な時代ではなくなりつつあります。

だからこそ当社では、
再建築不可物件、空き家、借地権、底地、市街化調整区域、1円物件など、一般的には流通しづらい不動産にも積極的に取り組んでいます。