リライト田中の活動ブログ

山口出張で見えた「売れない土地」のリアルと突破口|再建築不可・43条許可の可能性とは

2026/04/06
テーマ:ブログ

 みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今回は、山口県出張2日目について。
今日は朝7時からホテルでテレワークを行い、毎週月曜日のルーティンである「各売却物件の売主様へのお問い合わせ状況のご報告」からスタートしました。
出張先でもこのルーティンは変わりません。

その後、8時30分過ぎに山口県下松市役所にて調査を開始。
職員の皆様が非常に親切で、スムーズに調査が進みました。さらに合同庁舎へ移動し、詳細調査を実施しました。


調査で判明した「売却が難しい不動産」の典型例

今回の対象不動産は、いわゆる“難あり物件”の典型でした。

  • 建築基準法上の道路に接道していない
  • 土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)に該当
  • 水道利用に約300万円以上の引込工事が必要
  • 崖条例の規制対象

役所の方からも「現実的に建物の建築は難しい可能性が高い」との見解。

まさに一般的な不動産会社では取り扱いが難しい、
再建築不可に近い状態の土地です。


それでも可能性はゼロではない「43条許可」

今回の調査で見えてきた唯一の突破口が、
建築基準法第43条の許可です。

この許可が取得できれば、建物建築の可能性が生まれます。

ただし、そのハードルは非常に高く、

  • 私道共有者全員の同意
  • 周辺環境との調和
  • 行政との協議

など、複数の条件をクリアする必要があります。

特に今回のケースでは、
私道共有者の同意取得が最大のポイントでした。


不動産は「今」だけでなく「未来」を考える

今回、隣地の方に土地の引き取りをご提案しました。

一度は断られていたにも関わらず、再度お話しに行った理由はシンプルです。

将来、隣地の方が建替えをする際に
「私道の同意が取れず建替えできない」というリスクを減らすため。

結果としてはご理解いただけませんでしたが、
それでもお伝えすることに意味があると考えています。

不動産は「今の価値」だけでなく、
将来のリスクや可能性まで見据えることが重要です。


難あり不動産でも道はある

今回のように、

  • 再建築不可に近い土地
  • レッドゾーン
  • インフラ未整備
  • 法規制多数

こうした不動産でも、
調査と交渉、そして発想次第で道は見えてきます。

当社では、
「相場がないところに相場をつくる」ことを信念に、
全国の難しい不動産の売却・買取りに取り組んでいます。


出張の締めくくりは地域の魅力を体感

業務終了後は、下松市のパワースポット
遠石八幡宮を参拝。

さらに太華山展望台からの瀬戸内海の絶景に癒され、
夜は地元の焼肉店でエネルギー補給。

忙しい中でも、その土地の魅力に触れることで、
不動産の価値や可能性をより深く理解することができます。


まとめ|売れない不動産は「理由」を分解すれば解決できる

今回の案件から改めて感じたことは、

「売れない不動産には必ず理由がある」
そして
「その理由は分解すれば対策が見える」

ということです。

  • 法的問題
  • 物理的問題
  • 心理的問題(近隣関係など)

これらを一つずつ整理することで、
解決の糸口は必ず見つかります。