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借地権付建物の売却で「急ぐ」は危険?相続不動産で失敗しないための重要ポイント
みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。
今回は、借地の売却について。
先日、相続で取得された借地権付建物の売却をご検討されているお客様より、お電話でのご相談をいただきました。
お話を伺うと、その不動産はかなり老朽化している建物で、すでに近隣の不動産会社へ相談されていたとのことです。
その際に言われた内容が、
・「建物が古いので解体して更地にして売りましょう」
・「早く遺産分割協議をして早く売却しましょう」
というもの。
一見すると合理的な提案にも聞こえますが、実はここには注意すべき重要なポイントがあります。
借地権付建物は「解体=正解」ではない
借地権付建物の場合、建物を解体してしまうと、
- 借地権の対抗要件が失われる可能性がある
- 土地の利用権の主張が弱くなる
- 地主との関係性が大きく影響する
といったリスクがあります。
特に今回のような**賃借権(借地権)**の場合は、
- 賃借権の登記
- または建物の登記
いずれかがなければ、**第三者に対抗できない(権利を主張できない)**可能性があります。
つまり、安易に建物を解体することは、権利を弱めてしまう行為になり得るのです。
遺産分割協議は「スピードより中身」が重要
また、「早く遺産分割協議を」という点についても注意が必要です。
遺産分割協議は、
- 誰が取得するか
- 売却した場合の分配割合
- 税務面(譲渡所得・特例)
などに直結し、最終的な手取り額に大きな影響を与えます。
そのため、
✔ 焦って決める
✔ 十分な検討をせずに進める
というのは、後からトラブルや後悔につながる可能性があります。
不動産会社・担当者選びが結果を大きく左右する
今回のお客様からは
「とても丁寧な受け答えですね」
と言っていただきました。
ただ、私自身としては特別なことをしたつもりはなく、
当たり前のリスク説明をしただけです。
しかし実際には、
- 会社ごとの方針
- 担当者の知識・経験
- 提案のスタンス
によって、対応は大きく異なります。
特に、
- 借地権
- 底地
- 空き家
- 老朽化物件
- 不動産相続
といった難しい不動産ほど、その差は顕著に現れます。
借地権・相続不動産の売却は慎重な判断を
借地権付建物の売却は、
- 解体するべきか
- そのまま売るべきか
- 地主との調整はどうするか
- どのタイミングで売却するか
など、一つひとつの判断が結果を左右する繊細な取引です。
だからこそ、
➡︎ 「早く売る」ことよりも
➡︎ 「正しく売る」こと
が何より重要です。
まとめ
借地権付建物の売却においては、
- 安易な解体はリスクになる可能性がある
- 遺産分割協議は慎重に進めるべき
- 不動産会社・担当者選びが極めて重要
という点をしっかり押さえておく必要があります。
当社では、
借地権・底地・空き家・相続不動産など、一般的に取り扱いが難しい不動産の売却・買取りにも対応しております。
「どう進めればいいかわからない」
「他社で断られた」
「急かされていて不安」
といった方も、ぜひ一度ご相談ください。
同じようなお悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください。

