リライト田中の活動ブログ

「こんな土地誰が買うの?」と言われた山奥の廃墟が1円で売れた話

2026/03/09
テーマ:ブログ

 みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今回は、山奥の廃墟が1円で売れた理由について。
本日は朝から羽田空港へ向かい、大分県での不動産売買契約のため出張してきました。

羽田空港に到着すると、まずは毎週月曜日の恒例業務。
ノートパソコンを開き、当社で販売している各売却物件の売主様へ、先週の問い合わせ状況のご報告を行いました。

売主様にとって
「今どんな反響があるのか」
「問い合わせはあるのか」

というのはとても気になるところです。
そのため当社では、できる限り状況を共有するようにしています。

ひと通り報告を終えた後、飛行機に乗り込み大分空港へ。
到着は11時40分。少し予定より押し気味でした。

レンタカーを借り、そのまま契約場所となる宇佐市の司法書士事務所へ直行しました。


売却したのは「電波も届かない山間の廃墟」

今回売却した不動産は、大分県宇佐市の山間の集落にある土地です。

しかも、

  • 廃墟となった建物

  • 山林

  • 原野

これらを含めたトータル面積は 約13,000㎡

さらに現地は
携帯電話の電波も届かないような山奥の場所

一般的な不動産会社では、なかなか取り扱わないような難しい物件でした。


それでも無事に売却が成立

契約場所の司法書士事務所に到着すると、すでに売主様と買主様がスタンバイ。

契約手続きは約1時間ほどで無事に終了しました。

今回の買主様は、この土地を活用して

  • しいたけ栽培

  • 植樹

を計画されているとのことでした。

そして今回の売買価格は

1円

いわゆる 「1円物件」 です。


なぜこの物件に問い合わせがあったのか

契約後、買主様にこんな質問をしてみました。

「なぜこの物件に問い合わせをいただけたのですか?」

すると、買主様からこんなお話がありました。

「1円と安かったことが一番大きいです。
諸費用やランニングコストも安そうでしたし、
1円という表示が目に留まりました。」

つまりどういうことか。

もしこの物件を

10万円で売り出していたら

おそらく
そもそも問い合わせが来なかった可能性が高い

ということです。

しかし、

「1円物件」

という表示だったからこそ、

  • 目に留まり

  • 興味を持ってもらい

  • 問い合わせにつながり

  • 最終的に売却が成立した

という流れになりました。


不動産は「価格設定」で反響が大きく変わる

地方の空き家や山林などの不動産は、

「とりあえず数百万円で売り出してみる」

というケースも多くあります。

しかし実際には、

価格が高すぎるとそもそも問い合わせが来ない

ということが少なくありません。

一方で

  • 1円物件

  • 0円物件

など、インパクトのある価格にすることで

「まずは問い合わせをもらう」

という戦略が有効な場合もあります。

もちろん、すべての不動産を1円で売却する必要はありません。

ただし、

売主様が思っている以上に、買主様は物件情報をよく見ています。

価格の見せ方一つで、反響は大きく変わるのです。


売れない不動産でも売却の可能性はあります

今回の宇佐市のように、

  • 山林

  • 原野

  • 廃墟

  • 利用が難しい土地

といった不動産でも、活用したい方は必ず存在します。

当社では

  • 空き家

  • 山林

  • 農地

  • 再建築不可物件

  • 借地権・底地

など、一般的に売却が難しいと言われる不動産についても
売却や買取のご相談を承っております。

「こんな不動産でも売れるのだろうか?」

とお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。


契約後は別府で地鶏と地酒

契約を無事終え、ホッと一息。

夜は別府市に移動し、
扇羽屋 別府本店で地鶏と地酒をいただきながら、今回の契約を振り返っていました。
大分県 地酒

売れないと思われていた不動産でも、
少し視点を変えることで新しい価値が見つかることがあります。

今回の契約も、そんなことを改めて実感する一日となりました。