リライト田中の活動ブログ

【現地調査レポート】宇佐市での複合調査:倒壊家屋・山林・墓じまい跡地まで

2025/11/26
テーマ:ブログ

 みなさん、こんばんは。

株式会社リライト 代表の田中です。
 

 今回は、恐怖の現地調査について。

 今日は出張2日目、大分県宇佐市にて、複数の不動産(古家・山林・農地・墓じまい跡地)の調査を行いました。地域特有の事情、耕作・管理状況、周辺環境、将来の維持管理の課題など、現地でなければ分からない点を1つずつ確認しました。


■ 宇佐市役所・大分県北部振興局・宇佐土地改良区での事前調査

 朝一番で宇佐市役所へ。続けて大分県北部振興局、宇佐土地改良区へと足を運び、地目・農地法関係・土地改良区の管理状況を確認。

 農業委員会では、令和6年度の農地法3条許可件数が192件とのこと。地域の農地取引が活発に行われている印象を受けました。

事前調査

  • 登記地目
  • 課税地目
  • 農地法3条・4条・5条の該当性
  • 土地改良区管理の有無
  • 接道・法令制限
  • 公図・地籍図の整合性


行政調査は、後の現地での判断精度を大きく左右します。

 

■ 現地:宇佐市熊の「リアルお化け屋敷」状態の古家

 ランチは簡単に牛乳パンを一つだけ。

そのまま宇佐市熊の現地へ入りましたが…

目の前に広がったのは、もはや“現実とは思えない”光景。

  • 古い倉庫:荷物がそのまま
  • 母屋:荷物が残ったまま完全倒壊
  • 庭先:墓じまい後の跡地が確認できる

廃墟 いらない

建物の形が残っていないほど崩落した家屋は、近づくだけでも危険。

倒壊家屋では、所有者責任・災害リスク・解体費用の算定など多くの検討が必要となります。

■ 山林調査は「道なき道」。電波なし、獣の気配だけがある世界


山林 処分

山林へ向かう道は完全に寸断。

スマホ電波も届かず、頼れるものは「経験と足元の感覚」のみ。

途中で遭遇したのは、

  • 大きなカエル
  • 大きな蜘蛛
  • バッサバッサと飛び立つ野鳥
  • とげの多い植物

完全にパラレルワールドのような環境でしたが、粘り強く調査を実施しました。

■ 限界集落の現実:独居高齢者ばかり、チャイムすらない家並み

調査後、周辺住民へご挨拶へ。

しかし、

  • ドアチャイムがない
  • 人の気配もほぼない
  • 偶然会えた地元の方も「もう独居の高齢者しかいない」

とのお話。

この地域の 10年後・20年後の維持管理の難しさを痛感しました。

空き家・山林の「次の管理者不在問題」は、全国的にも深刻化しています。

■ 宇佐の“マチュピチュ”に寄り道し、森林組合・法務局で最終確認

 森林組合にも立ち寄り、山林の樹種・管理状況・利用可能性をヒアリング。

帰り際には“宇佐のマチュピチュ”と呼ばれる絶景へ。

宇佐のマチュピチュ 絶景

 

西日が強く差し込み、山肌に陰影が美しく広がっていました。

その後、再び宇佐市役所 → 法務局と調査を重ね、1日の業務は終了。

■ 中津駅前の「和風味処 鬼太郎」で一日のまとめ

宿に戻り、夕食は中津駅前の「和風味処 鬼太郎」へ。

中津駅 鬼太郎

 

地酒と鱧料理で、ようやく疲れが和らぎました。

今日も大量の移動・調査でしたが、

**「難しい物件こそ向き合う」**という当社の姿勢を改めて実感した一日でした。(^^)


■ まとめ

 今回の調査では、以下のように多岐にわたる現地確認を行いました。

  • 倒壊家屋の危険性と解体の必要性
  • 墓じまい跡地の取り扱い
  • 山林の境界・通行可能性・管理状態
  • 限界集落における将来リスク
  • 行政・森林組合・土地改良区との連携調査

不動産の調査は「書類」だけでは分からない現実が必ずあります。

だからこそ、当社は全国どこでも“実際に現場へ足を運ぶ”ことを大切にしています。

株式会社リライト

空き家・倒壊家屋・農地・山林など

「どこに相談したらいいかわからない」物件こそ、ぜひご相談ください。(^^)