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【現地調査レポート】宇佐市での複合調査:倒壊家屋・山林・墓じまい跡地まで
みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。
今回は、恐怖の現地調査について。
今日は出張2日目、大分県宇佐市にて、複数の不動産(古家・山林・農地・墓じまい跡地)の調査を行いました。地域特有の事情、耕作・管理状況、周辺環境、将来の維持管理の課題など、現地でなければ分からない点を1つずつ確認しました。
■ 宇佐市役所・大分県北部振興局・宇佐土地改良区での事前調査
朝一番で宇佐市役所へ。続けて大分県北部振興局、宇佐土地改良区へと足を運び、地目・農地法関係・土地改良区の管理状況を確認。
農業委員会では、令和6年度の農地法3条許可件数が192件とのこと。地域の農地取引が活発に行われている印象を受けました。
事前調査
- 登記地目
- 課税地目
- 農地法3条・4条・5条の該当性
- 土地改良区管理の有無
- 接道・法令制限
- 公図・地籍図の整合性
行政調査は、後の現地での判断精度を大きく左右します。
■ 現地:宇佐市熊の「リアルお化け屋敷」状態の古家
ランチは簡単に牛乳パンを一つだけ。
そのまま宇佐市熊の現地へ入りましたが…
目の前に広がったのは、もはや“現実とは思えない”光景。
- 古い倉庫:荷物がそのまま
- 母屋:荷物が残ったまま完全倒壊
- 庭先:墓じまい後の跡地が確認できる

建物の形が残っていないほど崩落した家屋は、近づくだけでも危険。
倒壊家屋では、所有者責任・災害リスク・解体費用の算定など多くの検討が必要となります。
■ 山林調査は「道なき道」。電波なし、獣の気配だけがある世界

山林へ向かう道は完全に寸断。
スマホ電波も届かず、頼れるものは「経験と足元の感覚」のみ。
途中で遭遇したのは、
- 大きなカエル
- 大きな蜘蛛
- バッサバッサと飛び立つ野鳥
- とげの多い植物
完全にパラレルワールドのような環境でしたが、粘り強く調査を実施しました。
■ 限界集落の現実:独居高齢者ばかり、チャイムすらない家並み
調査後、周辺住民へご挨拶へ。
しかし、
- ドアチャイムがない
- 人の気配もほぼない
- 偶然会えた地元の方も「もう独居の高齢者しかいない」
とのお話。
この地域の 10年後・20年後の維持管理の難しさを痛感しました。
空き家・山林の「次の管理者不在問題」は、全国的にも深刻化しています。
■ 宇佐の“マチュピチュ”に寄り道し、森林組合・法務局で最終確認
森林組合にも立ち寄り、山林の樹種・管理状況・利用可能性をヒアリング。
帰り際には“宇佐のマチュピチュ”と呼ばれる絶景へ。

西日が強く差し込み、山肌に陰影が美しく広がっていました。
その後、再び宇佐市役所 → 法務局と調査を重ね、1日の業務は終了。
■ 中津駅前の「和風味処 鬼太郎」で一日のまとめ
宿に戻り、夕食は中津駅前の「和風味処 鬼太郎」へ。

地酒と鱧料理で、ようやく疲れが和らぎました。
今日も大量の移動・調査でしたが、
**「難しい物件こそ向き合う」**という当社の姿勢を改めて実感した一日でした。(^^)
■ まとめ
今回の調査では、以下のように多岐にわたる現地確認を行いました。
- 倒壊家屋の危険性と解体の必要性
- 墓じまい跡地の取り扱い
- 山林の境界・通行可能性・管理状態
- 限界集落における将来リスク
- 行政・森林組合・土地改良区との連携調査
不動産の調査は「書類」だけでは分からない現実が必ずあります。
だからこそ、当社は全国どこでも“実際に現場へ足を運ぶ”ことを大切にしています。
株式会社リライト
空き家・倒壊家屋・農地・山林など
「どこに相談したらいいかわからない」物件こそ、ぜひご相談ください。(^^)

