リライト田中の活動ブログ

【現地調査から契約書作成まで】再建築不可物件の1日

2025/10/12
テーマ:ブログ

 みなさん、こんばんは。

株式会社リライト 代表の田中です。

 

 今回は懐かしいことについて。

 今日は朝から横浜市鶴見区にある不動産会社を訪問し、買取査定のために東急東横線沿線の2つの物件を現地確認しました。

1件目は「菊名」駅近くの再建築不可物件。駅から坂を上り、下り、さらに階段を上がった先にある建物で、老朽化が進み、なんと玄関扉も外れている状態でした…。

再建築不可 買取り

※再建築不可物件はこの奥でした…

周囲は持分のない私道に囲まれ、所有者は不動産会社。過去に3回ほど転売されてきた“いわく付き”の不動産でした。

 物件としては買取り可能な範囲ではありましたが、売主不動産会社の希望価格が市場相場とかけ離れていたため、今回は見送る判断に。

再建築不可物件は、調査・価格判断・法的整理を慎重に行う必要があり、**「買える物件」と「買ってはいけない物件」**の見極めが重要です。

 ちなみに、菊名駅周辺は私が20年ほど前に勤務していたエリア。

当時よく通ったパスタ屋さんを訪ねてみると、今はすっかり不動産会社に変わっていました。時の流れを感じつつ、近くの喫茶店でランチを取り、懐かしい坂道を歩きながら「そういえばこの道、毎日通っていたなぁ」と思い出に浸りました。(^^)

 午後からは会社に戻り、今度は宮城県にある未接道の再建築不可物件の契約書・重要事項説明書の作成。

この案件は、昨年7月に物件調査を行い、1円で売却活動を開始した物件です。

そこから約1年、ようやく買主様とのご縁をつなぐことができました。(^^)

 「どんなに難しい不動産でも、あきらめずに取り組む」

この姿勢こそ、当社 株式会社リライトが大切にしている不動産再生の原点です。

気づけば時計の針は午前0時を過ぎていましたが、今日も充実した1日でした。(^^)