再建築不可物件や売れない物件、中古住宅の相談はリライトにお任せください

　みなさん、こんばんは。

株式会社リライト　代表の田中です。

　今回は、（公社）全国宅地建物取引業協会連合会が発表した「不動産市場動向データ集（2025年8月）」をもとに、最新の不動産市場の傾向をわかりやすくお伝えします。

全国の土地取引はやや回復傾向

　2025年6月の全国の土地売買による所有権移転件数は前年比＋1.8％。

特に**首都圏では＋5.5％**と堅調な動きを見せています。

一方で、地方では依然としてマイナスが続き、地域ごとの差がより明確になってきました。

地価は全国的に上昇傾向が続いており、**住宅地の公示地価は＋2.1％**と2年連続の上昇です。

中古マンションは“強さ”を維持

　中古マンション市場は依然として好調です。

首都圏では、

• 成約件数：前年比＋24.6％
• 成約単価：前年比＋8.2％（63ヶ月連続上昇）

となっており、「高くても売れる」状況が続いています。

新築マンション価格が上がる中、築年数のあるマンションに注目が集まっているようです。

中古戸建の人気も急上昇

　中古戸建住宅も堅調に推移しています。

首都圏では**成約件数が前年比＋42.1％と大きく伸び、平均成約価格は約3,900万円（前年比＋0.3％）**とほぼ横ばい。

「新築よりも価格を抑えて」「好立地の中古を選ぶ」という選択が増えており、古い家でも手を加えながら住み続けるライフスタイルが定着しつつあります。

新築住宅の着工数は減少

　一方で、新築住宅の建設は全国的に**前年同月比－9.7％**と減少傾向。

建築資材や人件費の高騰が影響しており、

“新築を建てるより、中古を買ってリノベーション”という考え方が広がっています。

新築マンションは価格高止まり

　首都圏の新築マンションの平均価格は1㎡あたり157万円。

前年同月比で**＋30.6％と大きく上昇しました。

ただし、契約率は68％**と勢いにやや陰りも見られます。

価格高騰により、購入を見送る層も増えているようです。

オフィス市場は回復基調

東京の都心5区では、

• 平均賃料：約20,900円／坪（＋4.4％）
• 空室率：3.2％（－1.8pt）

と改善傾向。

リモートワーク中心から、オフィス回帰の動きも少しずつ見られます。

まとめ：これからのキーワードは「中古住宅の活用」

　今回のデータから見えてくるのは、「新築より中古」へと流れが進む時代の変化です。

再建築不可や老朽化など“問題がある物件”でも、法令や用途をしっかり確認し、アイデア次第で再生・活用できる可能性があります。

　当社　株式会社リライトでは、そうした“難あり不動産”を価値ある資産へと生まれ変わらせるお手伝いをしています。

不動産に関するお悩み、ご相談はどうぞお気軽にお問い合わせください。(^^)

※出典：公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会

「不動産市場動向データ集 2025年8月」