リライト田中の活動ブログ

不動産引取り業者に渡した後の“危険な末路”とは?

2025/09/23
テーマ:ブログ

 みなさん、こんばんは。

株式会社リライト 代表の田中です。
 

 今回は、いらない不動産を有償で引取る不動産引取り業者について。

「空き家や土地を0円、あるいはお金を払えばすぐに引き取ります」――。

近年こうした広告を掲げる 不動産引取り業者 が急増しています。

一見すると「これで厄介な不動産から解放される」と思うかもしれませんが、実は大きな落とし穴が潜んでいます。

 

◆ 不動産引取り業者ができた背景

人口減少と高齢化で使われない不動産が増加。

特に「再建築不可物件」「農地」「私道持分」「老朽化した空き家」などは市場で売れず、所有者が固定資産税や管理負担に悩むケースが後を絶ちません。

この“困り果てたニーズ”を狙う形で、不動産引取り業者が登場しました。

 

◆ 実際に起きているトラブル

ところが、実際には次のようなトラブルが全国で報告されています。

  • 「費用は50万円だけ」と契約したのに、後から追加で数十万円を請求された
  • 業者が税金を払わずに放置し、役所から元の所有者へ問い合わせが来た
  • 引き取ったはずの物件が名義変更されないまま放置され、結局所有者が責任を負うことに(意外と多いようです)
  • 引き取り後、別の投資家へ転売され、地域に新たなトラブルが発生


「引き取ってくれたはずなのに、結局安心できなかった」――こうした声が少なくありません…。

 

◆ 引取り後の不動産の末路

引取り業者に渡した不動産は、その後どうなるのでしょうか。

多くの場合、次のいずれかの末路をたどります。

  1. 転売:利益を狙い、別の投資家や海外資本に安く売られる
  2. 放置:採算が合わず、空き家や雑草地のまま放置される
  3. 税金滞納:業者が固定資産税を払わず、競売にかけられる
  4. 不法利用:農地や山林が不法投棄場所になるなど、地域に悪影響

つまり「引き渡したら安心」ではなく、むしろ 新たな不動産トラブルの火種 になる危険性すらあるのです…。

不動産引取り会社


◆ まとめ

不動産引取り業者は、表面的には“便利な解決策”に見えます。

しかしその後のリスクまで考えると、安易に依頼することは極めて危険です。

 当社 株式会社リライトでは、再建築不可物件・空き家・借地・底地・農地など、売却が難しい不動産の正しい出口戦略 をご提案しています。

「手放したいけれど、安心できる方法が分からない」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。(^^)