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不動産引取り業者に渡した後の“危険な末路”とは?
みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。
今回は、いらない不動産を有償で引取る不動産引取り業者について。
「空き家や土地を0円、あるいはお金を払えばすぐに引き取ります」――。
近年こうした広告を掲げる 不動産引取り業者 が急増しています。
一見すると「これで厄介な不動産から解放される」と思うかもしれませんが、実は大きな落とし穴が潜んでいます。
◆ 不動産引取り業者ができた背景
人口減少と高齢化で使われない不動産が増加。
特に「再建築不可物件」「農地」「私道持分」「老朽化した空き家」などは市場で売れず、所有者が固定資産税や管理負担に悩むケースが後を絶ちません。
この“困り果てたニーズ”を狙う形で、不動産引取り業者が登場しました。
◆ 実際に起きているトラブル
ところが、実際には次のようなトラブルが全国で報告されています。
- 「費用は50万円だけ」と契約したのに、後から追加で数十万円を請求された
- 業者が税金を払わずに放置し、役所から元の所有者へ問い合わせが来た
- 引き取ったはずの物件が名義変更されないまま放置され、結局所有者が責任を負うことに(意外と多いようです)
- 引き取り後、別の投資家へ転売され、地域に新たなトラブルが発生
「引き取ってくれたはずなのに、結局安心できなかった」――こうした声が少なくありません…。
◆ 引取り後の不動産の末路
引取り業者に渡した不動産は、その後どうなるのでしょうか。
多くの場合、次のいずれかの末路をたどります。
- 転売:利益を狙い、別の投資家や海外資本に安く売られる
- 放置:採算が合わず、空き家や雑草地のまま放置される
- 税金滞納:業者が固定資産税を払わず、競売にかけられる
- 不法利用:農地や山林が不法投棄場所になるなど、地域に悪影響
つまり「引き渡したら安心」ではなく、むしろ 新たな不動産トラブルの火種 になる危険性すらあるのです…。

◆ まとめ
不動産引取り業者は、表面的には“便利な解決策”に見えます。
しかしその後のリスクまで考えると、安易に依頼することは極めて危険です。
当社 株式会社リライトでは、再建築不可物件・空き家・借地・底地・農地など、売却が難しい不動産の正しい出口戦略 をご提案しています。
「手放したいけれど、安心できる方法が分からない」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。(^^)

