リライト田中の活動ブログ

千葉県南房総市での物件調査レポート

2025/09/08
テーマ:ブログ

 みなさん、こんばんは。

株式会社リライト 代表の田中です。
 

 今回は、千葉県南房総市の物件調査について。

本日は朝6時に横浜の自宅を出発し、アクアラインを抜けて千葉県南房総市へ出張してまいりました。7時30分に到着後、まずは毎週月曜日の定例業務として、各売却物件の売主様へ先週のアクセス数やお問い合わせ件数のご報告(定期連絡)を行いました。場所は、スクールバスを改装したユニークなハンバーガー店「ロミズ」。店内はアメリカンスタイルで、BGMには映画『プリティウーマン』が流れ、朝から気分も上がります。

南房総市 ロミズ

ボリューム満点のモーニングセットにアイスコーヒーも相性抜群で、気持ちの良い一日のスタートとなりました。(^^)

 その後、南房総市役所や支所で埋蔵文化財包蔵地内の照会を実施。こうした役所調査は、不動産売却や買取において必須であり、地道ながら欠かせない工程です。

 午前の調査を終え、昼食は漁協直営の人気店「浜の台所 おさかな倶楽部」へ。活気ある店内でいただいた「まんぷく定食」は、名の通りボリューム満点で新鮮な海の幸を堪能できました。

南房総市 おさかな倶楽部

南房総に訪れる機会があればぜひおすすめしたいお店です。

午後はいよいよ現地調査。今回は「実家の空き家」となった物件でした。

南房総市 実家の空き家

長年空き家であるため、軒下や雨樋の破損、柱のシロアリ被害も見られました。一方で室内は手直しされている部分もあり、可能性を感じる点もあります。また、母屋から離れた土地(山林)は土砂災害特別警戒区域に指定された崖地。岩盤がむき出しの地形で活用方法は限られます。こうしたリスク確認も、不動産調査には欠かせません。

 さらに調査は続きます。館山市役所内の水道企業団で配管状況を確認し、その後は安房土木事務所にて建築確認情報や砂防三法、土砂災害防止法の指定状況などを調査。特に土砂法の区域図取得には50分近く待ち時間がありましたが、不動産会社の現場ではこのような時間も珍しくありません。建築基準法や都市計画法、土砂法など、数多くの法律や規制を確認しながら調査を進めるのが、不動産調査の実態です。

 一日かけて役所と現地を往復し、ようやく調査が終了。最後は館山市の老舗居酒屋「和洋創作ダイニング ぼーのぼーの」で新鮮な魚介料理とお酒を楽しみ、長い一日を締めくくりました。(^^)v


館山市 居酒屋ぼーのぼーの

 不動産調査は「地味で手間のかかる作業」と思われがちですが、実際には市役所・支所・土木事務所・水道局など多くの窓口をまわり、現地の状況を細かく確認し、法律的なリスクを一つずつ潰していく作業の連続です。しかし、これらの積み重ねが「安心できる不動産取引」につながると私たちは考えています。

 当社 株式会社リライトでは、空き家や土地、再建築不可物件など難易度の高い案件でも、確実に調査を積み重ねて売却・処分に結びつけております。

「調査の手間がかかるから」と断られた不動産も、ぜひ一度ご相談ください。(^^)