リライト田中の活動ブログ

ゲリラ豪雨に負けない街づくりと不動産のリスク管理

2025/09/06
テーマ:ブログ

 みなさん、こんばんは。

株式会社リライト 代表の田中です。
 

 今日は栃木県宇都宮市からのスタートでした。出張の目的の物件調査自体は昨日で完了していたため、今朝は宇都宮でゆっくり朝食をとってから横浜へ。途中、妻の大好きなケーキ屋に立ち寄ってお土産を購入したのですが、その後の帰路は大変でした…。苦笑

渋滞と、まるでバケツをひっくり返したような土砂降り…。そしてスマートフォンには「警戒レベル4 避難指示」の緊急速報が鳴り続けていました…。

 近年、日本各地で発生するゲリラ豪雨や線状降水帯による自然災害は、もはや珍しいことではなくなっています。横浜市でも短時間に大雨が降り、土砂災害警戒区域や河川氾濫のリスクが高まるたびに、避難指示や警戒情報が発表されます。

 私たち不動産業に携わる者としては、こうした自然災害が不動産価値や取引リスクに直結することを強く意識しています。

  • 土砂災害警戒区域や浸水想定区域に該当する土地
  • 再建築不可物件や調整区域の住宅地
  • 私道や傾斜地を含む土地


これらの物件は、平常時は「価格が安い」「希少」といった魅力を持ちますが、災害時にはリスクが顕在化します。購入希望者・売却希望者双方にとって、こうした情報を正しく理解し、リスクを共有したうえでの判断が欠かせません。

 一方で、横浜市をはじめとする自治体は、防災情報の発信やハザードマップ整備など、「ゲリラ豪雨に負けない街づくり」に取り組んでいます。住む人自身も、「自宅がどのリスクに該当するのか」を日頃から把握し、いざという時の避難行動を決めておくことが大切です。

災害に強い街づくり

 不動産の価値は、立地や建物だけでなく「安全性」も大きな要素です。当社リライトでは、売却・購入のご相談時にハザードマップや区域指定の有無を確認し、安心して暮らせる住環境の提供に努めています。

 今日も事務作業は夜遅くまで続きましたが、災害情報の速報音を耳にするたびに、改めて「安心して住める街づくり」の一助になれるよう、地道に一歩ずつ前進していきたいと感じています。(^^)