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都市と地方の不動産市場の今。そして、会社の存在意義を考える月末。
みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。
今回は、「お役立ち」と「支えること」について。
5月も終わりに近づき、私たちの会社もいよいよ決算月の締めくくり。
スタッフのみんなと一緒に汗をかいて、コツコツと積み上げてきた1年間の結果が出る時期でもあります。
数字の世界はとても正直。
利益が出れば法人税を納めることになりますし、会社として世の中にどう貢献できたかの指標にもなります。
当社では、毎年月に「国境なき医師団」へ寄付をしています。
これは、私が起業してから欠かさず続けてきたことで、今年で13年目。
利益が出る年も、ちょっと厳しい年もありましたが、どんなときも“誰かを支える”という気持ちは変わらず、続けてきました。(^^)
そんな節目に触れながら、ちょうど目にしたのが【アットホーム株式会社】さんの最新調査資料、「不動産仲介業における景況感調査(2025年1~3月期)」でした。
📊 賃貸市場の回復傾向が続く都市部、苦戦が続く地方
東京23区の賃貸DI(景況感指数)は**57.4(前期比+5.9pt)と大幅上昇。東京都下でも54.0(+10.2pt)**と力強い回復。その他、神奈川県や静岡県、福岡県などでも50を超える水準が見られました。
一方、地方では厳しい数字が目立ちます。
たとえば愛知県は44.3(▲5.2pt)、兵庫県は44.6(▲0.8pt)、広島県も46.7と、DIが50に届かず。
都市部では単身者・外国人・新入生などの動きが活発なのに対して、地方では人口減少や空き家増加といった構造的課題が影を落としています。
🏠 売買市場は「相続・家じまい」中心に、依然として全国的に鈍化傾向
売買DIでは、**東京都下(51.6)**が好調を維持する一方、大阪府(41.3)、**愛知県(39.3)**など多くの地方が軒並みDI50を下回っています。
取引理由の66.5%が「相続」、44.4%が「高齢者の家じまい」となっており、売買が活発というより「手放さざるを得ない」状況が増えている実態も。
地方と都市の市況感には、明らかな「温度差」があります。
ただこれは、悪いことばかりではなく、「必要とされている支援の種類が違う」ということでもあります。
🌍 存在意義と、支えるということ
私自身、会社というものの存在意義は「お役立ち」だと思っています。
不動産という仕事を通じて、誰かのお困りごとを解決し、より良い未来に一歩近づいてもらう。
そうやって社会とつながっていることが、私たちの誇りです。(^^)
でもそれだけでは足りないとも思うのです。
誰かを“支える”こと。
これは、目の前のクライアントだけでなく、まだ出会っていない遠くの誰かかもしれない。
そういう気持ちから、起業以来ずっと「国境なき医師団」への寄付を続けてきました。
世界には医療の手が届かない人がたくさんいます。
自分たちの毎日が、誰かの明日につながる。
それって、ちょっと素敵なことだと思いませんか?
🎯 最後に
もうすぐ決算、そしてまた新たな1年が始まります。
スタッフみんなで頑張ってきたこの1年にも、心から「ありがとう」と言いたい。(^^)
そして、いつも応援してくださるお客様や取引先、関係者の皆さまにも感謝の気持ちを伝えたいです。m(_ _)m
私たちは、これからも「お役立ち」と「支えること」を両輪に、しっかりと歩んでまいります。(^^)