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将来売れる家と売れない家の分かれ道とは?
~これから家を買う人・今家を持っている人へ~
みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。
今回は、将来売れる家と売れない家の分かれ道について。
今日は朝から世田谷区役所で調査、その後は人生初のCTスキャン検査を受け、夕方はボランティア活動で「子安の丘みんなの家」の家族食堂に参加。
そして夜は23時近くまで契約書の作成…なかなか濃い一日でした。(^_^;)
そんな中、最近特に相談が増えているテーマがあります。
それが「将来、家ってちゃんと売れるの?」というご相談です。
実はこのテーマ、今後の日本においては避けて通れない重要な問題です。
なぜなら、これから家を買う人にとって「資産価値が維持できる家を選ぶ」ことが、将来の生活の安定にもつながるからです。
将来、売れやすい家の特徴とは?
「将来も売れる家」には、いくつかの共通点があります。たとえば:
- 駅から徒歩10分以内
- 政令指定都市や県庁所在地など、人口減少の影響が比較的少ない都市部
- 周辺にスーパー、病院、学校などの生活利便施設が揃っている
- 浸水や土砂災害などのハザードリスクが低い
- 建物の築年数が比較的新しく、修繕履歴がしっかりしている
- リフォームしやすい構造や間取り
- 維持費(固定資産税や管理費)が高すぎない
- 万が一住まなくなっても賃貸や民泊などで活用できる立地
こうした条件を満たしている家は、将来売却する時に高く評価される可能性が高いです。
逆に、売れにくくなる家の特徴
一方で、「これからどんどん売れにくくなるだろうな」と予測される家にも、共通点があります。
- 駅から遠い(徒歩15分以上)またはバス便地域
- 人口が急減している郊外や中山間地
- 周辺に空き家が増えている
- 浸水想定区域や急傾斜地など、災害リスクが高い
- 築40年以上の旧耐震住宅で大規模修繕が必要
- 道路が私道で共有持分所有者が不明、通行に制限がある
- 修繕履歴がなく、外観や設備が劣化している
これらに該当する家は、「資産」ではなく「負債」と見なされてしまうリスクもあります。
将来も売れやすいかどうかを判断するポイント
家を買う時、あるいは今の家を手放すことを検討している方には、以下のような視点で考えてみてください。
- その家に「他人が住みたくなる理由」があるか?
- 将来、買う人が住宅ローンを組める立地か?
- 災害や老朽化に対するリスクは低いか?
- 将来、自分や子どもが“使える選択肢”があるか?
家は人生で一番大きな買い物だからこそ、出口戦略(売却や活用)を見据えておくことが重要です。
まとめ:資産価値を意識した住宅選びを
これからの時代、「とにかく買えば安心」という時代は終わりました。
人口減少と高齢化が進む中、“売れる家”と“売れない家”の二極化は確実に進んでいきます。
とはいえ、ちょっとした視点の違いで「将来も価値が残る家」を選ぶことはできます。
もし今、家を購入する予定がある方や、自宅の将来価値に不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。(^^)