リライト田中の活動ブログ

将来売れる家と売れない家の分かれ道とは?

2025/05/24
テーマ:ブログ

~これから家を買う人・今家を持っている人へ~

 

 みなさん、こんばんは。

株式会社リライト 代表の田中です。

 

 今回は、将来売れる家と売れない家の分かれ道について。

 今日は朝から世田谷区役所で調査、その後は人生初のCTスキャン検査を受け、夕方はボランティア活動で「子安の丘みんなの家」の家族食堂に参加。

そして夜は23時近くまで契約書の作成…なかなか濃い一日でした。(^_^;)

そんな中、最近特に相談が増えているテーマがあります。

それが「将来、家ってちゃんと売れるの?」というご相談です。

実はこのテーマ、今後の日本においては避けて通れない重要な問題です。

なぜなら、これから家を買う人にとって「資産価値が維持できる家を選ぶ」ことが、将来の生活の安定にもつながるからです。

将来、売れやすい家の特徴とは?

「将来も売れる家」には、いくつかの共通点があります。たとえば:


  • 駅から徒歩10分以内
  • 政令指定都市や県庁所在地など、人口減少の影響が比較的少ない都市部
  • 周辺にスーパー、病院、学校などの生活利便施設が揃っている
  • 浸水や土砂災害などのハザードリスクが低い
  • 建物の築年数が比較的新しく、修繕履歴がしっかりしている
  • リフォームしやすい構造や間取り
  • 維持費(固定資産税や管理費)が高すぎない
  • 万が一住まなくなっても賃貸や民泊などで活用できる立地


 こうした条件を満たしている家は、将来売却する時に高く評価される可能性が高いです。


逆に、売れにくくなる家の特徴

 一方で、「これからどんどん売れにくくなるだろうな」と予測される家にも、共通点があります。


  • 駅から遠い(徒歩15分以上)またはバス便地域
  • 人口が急減している郊外や中山間地
  • 周辺に空き家が増えている
  • 浸水想定区域や急傾斜地など、災害リスクが高い
  • 築40年以上の旧耐震住宅で大規模修繕が必要
  • 道路が私道で共有持分所有者が不明、通行に制限がある
  • 修繕履歴がなく、外観や設備が劣化している


これらに該当する家は、「資産」ではなく「負債」と見なされてしまうリスクもあります。

将来も売れやすいかどうかを判断するポイント

 家を買う時、あるいは今の家を手放すことを検討している方には、以下のような視点で考えてみてください。


  • その家に「他人が住みたくなる理由」があるか?
  • 将来、買う人が住宅ローンを組める立地か?
  • 災害や老朽化に対するリスクは低いか?
  • 将来、自分や子どもが“使える選択肢”があるか?

 家は人生で一番大きな買い物だからこそ、出口戦略(売却や活用)を見据えておくことが重要です。

まとめ:資産価値を意識した住宅選びを

 これからの時代、「とにかく買えば安心」という時代は終わりました。

人口減少と高齢化が進む中、“売れる家”と“売れない家”の二極化は確実に進んでいきます。

売れる家と売れない家の分かれ道
 

とはいえ、ちょっとした視点の違いで「将来も価値が残る家」を選ぶことはできます。

もし今、家を購入する予定がある方や、自宅の将来価値に不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。(^^)