リライト田中の活動ブログ

【GW休業9日目】横浜市に私道を寄付出来るのか?

2025/05/07
テーマ:ブログ

 こんばんは。

株式会社リライト代表の田中です。

 今日はゴールデンウィーク休業の最終日について。

とはいえ、休み中もほとんど働いていましたが(いつも通りです…笑)。


私道 処分 方法

 今回のミッションは、「横浜市旭区の私道の処分」について。

実は数年前、知り合いの不動産会社の方からお願いされて、ある私道を私個人名義で引き受けた経緯があります。

 しかし、私がこのまま持ち続けてしまうと、将来もしものことがあった際、妻や娘がそのいらない私道を引き継ぐことになってしまう。

それは本意ではありません。

なお、誰しも“その時”は必ず来ます。

それが50年後か、10年後か、明日かは誰にも分かりません。

だからこそ、今のうちにリスクをなくしておきたいと考えたのです。


【私道を譲渡する難しさ】

 私道は、ただ「いらないからあげます」と簡単に手放せるものではありません。

例えば知らない人に譲ってしまえば、その人(譲受人)が通行妨害などのトラブルを起こす可能性もあります。

それは避けたい。

そのため、私道の前のお宅(隣接地所有者)を訪ね、「今なら無償で譲ります」とお伝えしようとしたのですが、あいにくのご不在…残念。

 

【行政への寄付は可能なのか?】

 次に向かったのは横浜市旭区土木事務所。

目的は「この私道を横浜市に寄付できないか?」という相談です。

しかし、担当の方からは「それは横浜市役所 本庁舎の道路局 路政課の担当です」との案内。

…窓口、間違えました(汗)。

午後からは横浜市役所 本庁の路政課へ直行。

担当者と協議した結果――

**「今回は寄付を受けられません」**との回答でした。

【横浜市が私道を寄付として受け取る条件】

今回わかったこと、それは…


横浜市が私道の寄付を受け入れるには、「通り抜けできる道路」である必要がある。

つまり、袋地や行き止まりの私道は対象外なのです。

他にも幅員や舗装状況など、さまざまな要件があるとのこと。

【まとめ:やっぱり隣地への声かけが第一歩】

 今回の私道は、行政にも渡せず、今のままでは私の名義のまま。

唯一の現実的な選択肢は、隣接するお宅へ再度ご説明し、譲渡のご提案をすること。

私道や不要な不動産の処分は、思った以上に時間と根気と交渉力が必要なんです。

行政も簡単には引き受けてくれません。

実際、全国で“私道トラブル”に悩む方は非常に多いのが現実です。

【同じようなお悩みがあれば、お気軽にご相談ください】

 私自身、これまでに1円の空き家や寄付できない不動産など、さまざまな“扱いづらい物件”と向き合ってきました。

今回のような私道処分の実例も経験済みです。

「私道の処分で困っている」

「要らない土地を誰にも譲れない」

「行政にも断られた不動産をどうにかしたい」

そういった方は、ぜひ一度ご相談ください。

全国対応しています。

いよいよ、明日から休み明けの営業開始です!(^^)