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【GW休業9日目】横浜市に私道を寄付出来るのか?
こんばんは。
株式会社リライト代表の田中です。
今日はゴールデンウィーク休業の最終日について。
とはいえ、休み中もほとんど働いていましたが(いつも通りです…笑)。
今回のミッションは、「横浜市旭区の私道の処分」について。
実は数年前、知り合いの不動産会社の方からお願いされて、ある私道を私個人名義で引き受けた経緯があります。
しかし、私がこのまま持ち続けてしまうと、将来もしものことがあった際、妻や娘がそのいらない私道を引き継ぐことになってしまう。
それは本意ではありません。
なお、誰しも“その時”は必ず来ます。
それが50年後か、10年後か、明日かは誰にも分かりません。
だからこそ、今のうちにリスクをなくしておきたいと考えたのです。
【私道を譲渡する難しさ】
私道は、ただ「いらないからあげます」と簡単に手放せるものではありません。
例えば知らない人に譲ってしまえば、その人(譲受人)が通行妨害などのトラブルを起こす可能性もあります。
それは避けたい。
そのため、私道の前のお宅(隣接地所有者)を訪ね、「今なら無償で譲ります」とお伝えしようとしたのですが、あいにくのご不在…残念。
【行政への寄付は可能なのか?】
次に向かったのは横浜市旭区土木事務所。
目的は「この私道を横浜市に寄付できないか?」という相談です。
しかし、担当の方からは「それは横浜市役所 本庁舎の道路局 路政課の担当です」との案内。
…窓口、間違えました(汗)。
午後からは横浜市役所 本庁の路政課へ直行。
担当者と協議した結果――
**「今回は寄付を受けられません」**との回答でした。
【横浜市が私道を寄付として受け取る条件】
今回わかったこと、それは…
横浜市が私道の寄付を受け入れるには、「通り抜けできる道路」である必要がある。
つまり、袋地や行き止まりの私道は対象外なのです。
他にも幅員や舗装状況など、さまざまな要件があるとのこと。
【まとめ:やっぱり隣地への声かけが第一歩】
今回の私道は、行政にも渡せず、今のままでは私の名義のまま。
唯一の現実的な選択肢は、隣接するお宅へ再度ご説明し、譲渡のご提案をすること。
私道や不要な不動産の処分は、思った以上に時間と根気と交渉力が必要なんです。
行政も簡単には引き受けてくれません。
実際、全国で“私道トラブル”に悩む方は非常に多いのが現実です。
【同じようなお悩みがあれば、お気軽にご相談ください】
私自身、これまでに1円の空き家や寄付できない不動産など、さまざまな“扱いづらい物件”と向き合ってきました。
今回のような私道処分の実例も経験済みです。
「私道の処分で困っている」
「要らない土地を誰にも譲れない」
「行政にも断られた不動産をどうにかしたい」
そういった方は、ぜひ一度ご相談ください。
全国対応しています。
いよいよ、明日から休み明けの営業開始です!(^^)