リライト田中の活動ブログ

良かれと思い、売れない物件をつくってしまった話

2023/06/27
テーマ:ブログ
 みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今回は、良かれと思い、売れない物件をつくってしまった話について。
 今日突然ご来店いただいたお客様(神奈川県在住)は、長野県にある実家の空き家を相続されたそうです。
その実家は、道路との接道部が2mしかない旗竿地で、かつ、その路地部分の一部を第三者が所有しているそうです。(建物建築の際には当該第三者の承諾が必要)
 空き家が老朽化していたこともあり、お客様が何百万円もかけて空き家を解体、土地だけになりました。
すると固定資産税が上がり、草刈りも大変に…、固定資産税と年数回の草刈りで年間数十万円の出費があるそう…。

 田舎では中古戸建が数百万円で購入できるため、わざわざ2m間口の土地を購入し、建物を建てる方はほとんどいません。
これが古くても空き家があれば、自分でDIYしたい方や多少直して倉庫代りに使いたいという方がいたかもしれない。
つまり、お客様は空き家を壊すことで売れない物件をつくってしまった…。(最後は何とか引き受けていただける方をお探しできるとは思いますが)

実家の空き家 売れない

 ちなみに今日は、朝から静岡県沼津市の古民家、神奈川県横須賀市の土地持分のみ、富山県富山市の土地と建物(持分)の契約書の作成でした。
自分で言うのも何ですが、かなり早いスピードで事務作業をしていますが、一向に事務処理のゴールが見えない…。(^_^;)