リライト田中の活動ブログ

土地売却と桜の木

2022/07/29
テーマ:ブログ
 みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今回は、土地売却と桜の木について。
 現在、私が担当している土地売却中の案件のお話。
売主様が相続で横浜市某所のご実家を相続されました。
そのご実家の建物は築年数が経過しており、建物の価値は0。
 土地は200m2以上あるため、不動産会社が購入し、土地を分けて2棟の新築分譲住宅をしたり、アパートを建築するのに最適な広さ&立地。

 売主様がこちらの土地をご売却される際の要望は、「庭先にある桜の木を残していただける方にお譲りしたい」というもの。

桜の木 土地売却
 
 ちなみに幹の直径が40cmもある桜の木はまたベストポジションにあり、桜の木を残すと建築プランが入らず、分割して2棟の新築分譲住宅の建築をすることができない。
さらにアパートにしようにも部屋数が減ってしまい金額が伸び悩んでしまう。
 
 それでも当社としては、売主様のご希望を叶えていただける買主様をお探ししようと動いています。
ところが、問い合わせをしてくる不動産会社の営業マンは、「土地を買ってから桜の木を切ってしまうのはどうですか?」(言語道断)と問い合わせしてきたり、「売主が桜の木を切ることに納得しないのは、おたく(私)の営業が足りないんじゃない」等と不動産業界ってこんなにもレベルが低いのかって思えてしまうくらい好き勝手言われています…。
 問い合わせしてくる不動産会社の営業マンは、売主様の気持ちに寄り添うことなく、自分だけ良ければいいという利己主義者の方々ばかり。

 売却活動を開始して間もないのに、最初から「絶対に桜の木を切らなければダメだ」なんて私からはなかなか言えない。
 実際に売却活動をした結果、やはり桜の木がネックとなり売れないのであれば、残念ながら桜の木を伐採するという選択肢がでてくるかもしれませんが、やってもないのに「ダメだ」とか「やるだけムダ」というのはよくない。

そんなことを考えつつも、これからも売主様に寄り添っていきたいと思えた1日でした。