リライト田中の活動ブログ

いらない不動産売却時の心配事

2022/03/18
テーマ:ブログ
 みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今回は、いらない不動産売却時の心配事について。
私の元には日々、「タダでもいいからいらない不動産を手放したい」という相談があります。
もちろん、所有者がタダでもいいから手放したいというくらいの不動産なので不動産自体もそれなりです。
数多くの不動産会社は、そういった不動産売却のお手伝いをしても仕事にならない(報酬がほとんどない)ため手伝ってくれません…。

 そうなると所有者が困ってしまうため、その所有者の救済を当社がしています。
引き受け手を探します。
ただ、いざ引き受け手が現れると2つのポイントがあります。
 1つは、所有者の方が「もっと高く売れるのではないか」と欲をかいてしまう場合があること。
 私からするとこの引き受け手を逃してしまうともう二度と引き受け手が現れないのではないかと思っていても所有者の中には欲が勝ってしまう場合もあります…。苦笑
そうなるとお手伝いしている私としてもモヤモヤな気持ちになってしまいます。

 もう1つのポイントは、売却したらその日のうちに所有権移転登記が完了するわけでないこと。
どうしようもない不動産の場合、それを売却した所有者が心配されることは、引き受け手の方は本当に所有権移転登記をしてくれるのか、ということ。
不動産売買時の登記については、基本的には売買契約日に司法書士の先生が買主名義に所有権移転登記の申請をします。
ただ、これはあくまで申請であって買主名義への所有権移転登記が完了するのは、所有権移転登記の申請をしてから1週間から2週間が経過してからとなります。

 気持ち的には難あり不動産なんだから、申請したらすぐに登記を変更(完了)して欲しいものですが、そこは法務局の確認期間もあるんですね。
不動産所有者の中には「買主は登記をしないのではないか」と心配される方もいらっしゃいます。
当然ですね。
難あり不動産が買主名義に所有権移転登記がされるかどうかの一番安心できる方法は、不動産所有者の方が信頼する司法書士の先生に登記を依頼していただくことかもしれませんね。(^^)

いらない不動産 所有権移転登記