リライト田中の活動ブログ

国がまとめた事故物件の指針案

2021/05/21
テーマ:ブログ
 みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今回は、事故物件について。

事故物件 指針
 事故物件とは、その不動産において過去に自殺や殺人、火災、孤独死があった物件のこと。
当然そういった内容は、購入検討者に伝えるべきこと(告知事項)となりますが、問題はどういった内容を何年間伝えるかというもの。
不動産業界においてもこの事故物件の告知について度々問題になってきました。

 そして、このほど、国がこの事故物件について指針案をつくりました。
その内容は、病気、転倒、老衰で亡くなった場合は告知対象外。
賃貸においては、事件発生後3年経過で告知対象外とされる。
…って、私がこの内容から思ったことは、病死(孤独死)で発見が何ヶ月経過しても告知対象外だとしたら、怖い…。
それに殺人事件があった部屋でも3年経過したら告知対象外になるなんて、怖すぎる…。

 ちょっと指針案に問題があるのでは、って思ってしまう内容ですね。
もちろん、指針をつくること自体は評価に値します。
これから指針が改善されていくことに期待したいとと思います。