リライト田中の活動ブログ

市街化調整区域にある相続不動産の行く末

2020/10/10
テーマ:ブログ
 みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今回は、市街化調整区域にある相続不動産の行く末について。
 今日は、朝から横浜の自宅を出発し、車で2時間、向かった先は茨城県北相馬郡。
来た目的はお客様が相続された市街化調整区域にある実家の空き家の現地確認のため。
市街化調整区域の戸建 処分
物件は、築200年超?の農家のお宅。
もともと茅葺き屋根で土間も良い味をだしている。
もう空き家になって10年近く…。

 お客様が地元不動産会社に売却のご相談をされるも「売れない」と。

 壊すのはもったいないし、壊したら固定資産税が上がってしまう…。
リフォームするにもこのレベルの古民家は、1,000万円以上はかかってしまいそう…。
お客様はこの不動産を相続したばかりですが、すでにお子様からは早く手放して欲しい、と。
それもそのはず、土地面積1,800m2のため、庭木の手入れだけで一回10万円以上もするそうです。∑(゚Д゚)

 何とか有効活用が出来ないかと思い、町役場などで調査するも、市街化調整区域でかつ、前面道路が3m未満ということもあり、専用住宅以外に活用出来ない…。

 「空き家が問題」と行政は言いますが、私から言わせてもらうと「空き家が増えるのは行政の仕組みの問題」だと思います。
なんとか解決方法を探さねば、お客様のために。(^^)