リライト田中の活動ブログ

長年放置された老朽化空き家の衝撃

2020/02/02
テーマ:ブログ
 みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今回は、空き家問題について。
 先日お客様より「相続した不動産を長年放置してきてしまいました。さすがに何とかしないといけないと思い現地に行ったところ、思いのほか傷んでおり、手放せるか心配です。」というご相談をいただきました。
 難あり物件の売却に自信がある私は、お客様と一緒にその物件を見に茨城県まで行ってきました。
 現地に着くと木が生い茂り、老朽化した建物の軒先は落ち、そもそも建物自体も傾いている様子でした。
どうやら、何十年も空き家となっていたようです。
 そして、玄関を開け、室内に…。
…って、床全部が腐っていて、歩くに歩けない。
さらに…違う部屋を覗くと…。
空が見える家
空が見える!?
こ、これは一体?
ここまでの状態だとさすがに建物を解体せざるを得ない。
建物を解体すると固定資産税が上がってしまいますが、それでも今のままでは強風で煽られ、屋根が隣の家に飛んでいってしまう恐れがあります。

 解体費用以上で売却できれば良いのですが、そこまでの金額で売却できる市況でもないし、厳しい現実です。
 ただ、今回のお客様については、私が何とかしてみせます、難あり物件コンサルタントのプライドにかけて!(^^)

 その後、茨城県鉾田市で購入した空き家の下見。
鉾田市 空き家活用
到着してすぐに…換気のために窓全開。
さ、この空き家を活用するにはどうすべきか、ちょっと考えます。(^^)

鉾田市 北浦 大竹海岸
下見の後は、茨城県鉾田市にある北浦のほとりでひと休みをし、海に呼ばれて大竹海岸へ。
波の音に癒される。(^^)

 茨城県鉾田市、鹿嶋市、神栖市を車で通過しましたが、空き地・空き家・空き店舗・売地の数の多さに驚きました。
しかも、空き家は廃墟ばかり。
地方に行くと街の疲弊度がよくわかります。
きっと1人が2つ不動産を持つようになれば、多少は変わるのかもしれませんね。