リライト田中の活動ブログ

不動産賃貸経営の盲点 その不動産賃貸、管理会社のためではありませんか?

2019/01/26
テーマ:ブログ
 みなさん、こんにちは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今回は、不動産の賃貸経営について。
不動産は貸すことで収益があげることができるため、多数の方が不動産投資をされています。

 昨年話題になったシェアハウス かぼちゃの馬車もそうですね。
 不動産投資は金融機関より融資を受け、不動産から上がる賃料で融資の返済をしていくという仕組み。
 これはいたってシンプルで投資的にもいいと思います。
 もちろん、無理のない範囲での融資ということが大前提ですが。

 そんな中、都内にある一棟のアパートの売却依頼をいただきました。
 それは、全8室のアパートでそのうち1部屋にオーナーさんが住んでいるタイプで現在2部屋が空室のため募集中。
 それ以外のお部屋は賃貸中というものでした。
管理会社 賃貸 リライト不動産
 売却のための図面作成のためにお客様より入居者の方との賃貸契約や入金状況がわかる書類をお預かりし、確認。
 するとお客様と入居者を斡旋した不動産会社の間で管理委託契約が締結されていました。
 その管理委託契約書類の内容を見ると…ひ、酷い…。
 何が酷いのかというと賃借人が決まった時に仲介手数料と管理物件登録料として管理会社がそれぞれ家賃の1ヶ月分を受け取り、リフォームは全て管理会社の指定業者でかつ、リフォーム費用は管理会社に支払うというもの。
 絶対に裏がある…。
 さらに管理会社との管理委託契約を解約しようにも毎月の管理費の24ヶ月がかかったり、と…。
 他にも訳の分からない名目の費用が管理会社に天引きされている…。
 オーナーさんは入居者がずっと入っていてくれた方がいいのですが、管理会社的には収益があがるため、度々入居者が入れ替わってくれた方がいい、となってしまいます。
 これでは、オーナーさんは自分のための不動産投資のはずが、不動産管理会社のための不動産投資になってしまっている…。
 しかも、管理会社がはいっているにもかかわらず、オーナーさんはいつも忙しそうにアパートの経営をされている…。
 不動産管理って、一体…?
不動産管理会社って、一体…?

 もちろん、全ての管理会社がそうとは限りませんが、不動産投資をする際の管理会社選びは慎重にしなければいけませんね。

 不動産投資は、管理会社のためにするものではありません。
 当たり前ですが、オーナーさんの資産形成のためにするものなのです!(^^)