リライト田中の活動ブログ

借地編 本当にあった怖い話と売却の重要なポイント

2018/07/23
テーマ:ブログ
 みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今回は、不動産の営業中の本当にあった怖い話(借地編)。
 今日は、朝から都内の某所にあるご相談地で借地人であるお客様とご紹介者である弁護士の先生と待ち合わせ。
 内容は、お客様が土地所有者(地主さん)より嫌がらせを受けて長年借りている借地に建物が建てられない、何とかならないか、というものでした。

 そして、お客様と弁護士の先生と現地を確認し、現地から退散しようとしたとき…。
目の前に住んでいる地主さんがでてきて、お客様に向かって、管理がなっていない、あんたが住みなさい、など一方的に話しかけてきました。
 言葉で書くと大したことはありませんが、現地ではお客様と地主さんが一触即発の状態…。
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地主さんは、お客様に対し、高圧的に言いたいことを主張。
 うまく弁護士の先生が取りまとめされ、今日のところは何とか大きなトラブルにならずにすみました。
本当にこんなことがあるんですね、という状態。

 第三者の私からすると地主さんは土地を返してほしい、もしくは更新料がほしい、のだなと。
現実に地主さんより借地契約のまき直しの申し入れがあったときには更新料の件がしっかりと明記されていたそうです。(お客様からのヒアリング)
 それにしても、地主さんが土地を返してほしいという気持ちはわかりますが、お客様からの地代はしっかりともらっている。
 これってちょっと違うような気がします…。
 地代を受け取らず、供託(預けている)のいうのであれば、まだ主張はよく理解できるのですが…。
 それにしても、借地人さんと地主さんは利益相反のため、仲が悪いことが本当に多い。
残念です。
難しいですね、借地問題は。
でも、どこかで解決しなければ、代々続いてしまうから怖いですね。

 そして、その現場を離れた後は、車で千葉県を通過し、茨城県坂東市に。
ご契約物件(分家住宅)の現地確認をしました。
 その後、埼玉県吉川市の不動産会社で分家住宅のご契約をいただきました。
 こちらの物件は、ご契約前に横槍がはいってきましたが、最終的に売主様にご判断いただき、今回の買主様にお譲りさせていただくことになりました。
 その買主様は、とっても誠実な方でした。
 さらに売主様のご両親様が一生懸命働いて手に入れたご契約物件の記念に「表札を外してお届けしましょうか?お譲りいただいた不動産は大切に使います」と。
 他にもご契約時の売主様と買主様のやりとりをみていた私は、今回の買主様にお買い求めいただくことが本当に良かったと思いました。

 不動産の売却は、単純にいくらで売ったとかいくらで買ったではなく、誰にお譲りするかということもとても重要なポイントです。
 みなさんは、自宅を売却されるときにはどのような方にお譲りしたいですか?
私は大切に使っていただける方にお譲りしたいです。!(^^)!