リライト田中の活動ブログ

長屋に区分所有法?

2017/08/17
テーマ:ブログ
 みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今日は、長屋と区分所有法について。
まず、長屋とは隣の建物と建物同士がくっついており、一体として建築確認を取得したものや建物全体で1つの登記がされ、その中に複数の所有権を有する部屋があることを言います。
 一体として建築されてはいるものの、内部は複数の所有権に区分されているもの。
そして、このように一体の建物を複数の所有権に区分されているものは、その所有権を所有する者みんなで建物とその敷地を共同で管理していきましょう、という法律を区分所有法といいます。
 区分所有法が適用される代表的なものは、分譲マンション。
分譲マンションは、大規模修繕や建替えなどをする際には一定割合以上の承認がないと工事ができません。
 これが実は、長屋などにも適用される場合があります。
長屋 区分所有法 リライト
 当社が管理している静岡県の長屋。
こちらも区分所有法が適用されます。

 ただ、隣の建物の所有者に連絡しようにも連絡がとれません…。
ということは、大規模修繕等しようにもできない…。
区分所有法、いい面もあるのですが、そうでない面もあります。

 長屋やテラスハウス、まめにメンテナンスをしてあげることで大規模修繕がいらないようにする、これも将来の不動産トラブルを未然に防ぐ防止方法ですね。(^^)