リライト田中の活動ブログ

狭小物件の活かし方

2017/03/15
テーマ:ブログ
 みなさん、こんばんは。
代表の田中です。

 今日は、狭小物件の活かし方について。
 当社に買取り依頼をいただいた不動産、用途地域が
第1種低層住居専用地域で建ぺい率50%、容積率100%の地域。
 この物件、土地の面積が58m2弱、建物の面積が45m2の狭小物件。

 前面道路の幅員は、約1.2mくらい。
もちろん車は入りません…。
 そのため、建物を建て替えようとすると…
 セットバックという道路後退部分が発生するため、建替えをすると
今と同等規模の建物の建築が出来ません。

 今ある建物は古い建物のため、セットバックはしていません。
しかも、建ぺい率、容積率ともにちょっと超えてしまっている状態。

 現状の建物を解体し、新築する場合は、車が入らないため、
建物の解体費用がかさんでしまいます、とても。
 また、建物を新築するとき、100m2で1,300万円でできても
50m2しか建てられないからと言って、650万円で出来るかというと
単純計算はできず、建築費は建物の面積が小さければ小さいほど割高に
なってしまいます。

 では、どうするか?
あるものを活かす。
つまりはリフォームするのです。

 リフォームして、住むもよし、賃貸するもよし。
活用はいくらでもある。
 狭小物件は、販売価格が低めに設定されていることも
ある。
 そのため、賃料の水準によっては、賃貸という方が
いいことも。
 もちろん、リフォームせずに売却という方法もあります。(^^)

 スクラップ&ビルドの時代は、終わりました。
ストックの活用の時代です。