土地「こんな土地売れるの?」越境・境界紛争・私道問題だらけの横浜の土地を売却した実話(横浜市緑区)
| ご相談者: | C.I 様(土地家屋調査士の先生からのご紹介) 横浜市緑区 |
ある日、日頃からお付き合いのある土地家屋調査士の先生より、
「相続対策のために横浜市緑区寺山町の土地を早く売却したいというお客様がいるのですが、相談に乗っていただけませんか?」
というご連絡をいただきました。
ご高齢の売主様はすでに将来の相続の準備を進めており、
「子どもたちに負担を残さないよう、今のうちに処分しておきたい」
というお気持ちでした。
しかし、その土地は
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隣地との越境問題
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境界トラブル
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私道問題
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高低差のある土地
など、複数の問題を抱えており、一般的な不動産会社では取り扱いが難しい状態でした。
売主様も
「こんな問題だらけの土地、本当に売却できるのでしょうか…」
と、大きな不安を抱えておられました。
状況

実際に現地を確認すると、その土地は**約304㎡**と広いものの、
様々な課題を抱えていました。
主な問題点は次の通りです。
■土地の高低差
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道路より 1m以上低い土地
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北側隣地より 約2.1m低い
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東側隣地より 約3m低い
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南側隣地より 約1m低い
つまり、周囲を擁壁に囲まれたような状態でした。
■隣地との越境問題
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擁壁などの構造物が隣地へ越境
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過去に越境を巡って隣地と紛争あり
その影響で
「越境が解消されない限り境界立会いはしない」
と北側隣地から主張されていました。
■インフラ・権利関係の問題
さらに調査を進めると
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第三者の水道管が土地を横断
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公道との間に所有者不明の私道
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離れた場所に道路状空地
など、次々と新しい問題が発覚。
一般的な不動産売却では敬遠されてしまう、
いわゆる不動産トラブルが複雑に絡み合った土地でした。

解決策
そこで当社では、売主様と二人三脚で問題解決を進めました。
■隣地トラブルの解消
北側隣地の方と丁寧に話し合いを行い、
対象土地の一部 約10㎡を車庫として提供することで合意。
これにより、
長年の越境問題が解消され、境界立会いが可能となりました。
■越境構造物の整理
擁壁などの越境部分については
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将来是正すること
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第三者へ引き継ぐこと
を内容とする覚書を締結。
隣地の方にも安心していただける形を整えました。
■所有者不明私道の解決
公道との間にあった所有者不明の私道については、
土地家屋調査士が徹底した調査・近隣ヒアリング等を行い、相続人の特定に成功。
これにより、権利関係の整理が可能となりました。
■離れた場所の道路状空地
調査の結果、対象地とは離れた場所に
道路状の空地が存在することも判明。
そこで、その土地を実際に利用している方へ
「もしよろしければ購入されませんか?」
とお声掛けしたところ、
利用者の方の言い値で売却することができました。
■当社で買取り・再整備
当社では
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契約不適合責任免責
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境界非明示
という条件で土地を買取り、
その後
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確定測量
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地積更正登記
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分筆登記
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古家解体
を実施し、土地を整備したうえで売却しました。
担当者からの一言
今回の案件は、
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越境問題
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境界トラブル
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所有者不明私道
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水道管横断
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高低差のある土地
と、複数の問題が重なった非常に難しい不動産でした。
しかし
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売主様は相続対策として十分な売却資金を確保
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隣地の方は越境問題を整理
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当社負担で境界確定
という形で、
関係者すべてにとって“Win-Win”の結果となりました。
不動産は、問題が複雑であるほど
「もう売れない」「処分できない」と思われがちです。
しかし実際には、
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空き家
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相続不動産
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越境トラブル
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私道問題
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売れない土地
なども、整理の仕方によっては売却や買取が可能です。
横浜で
「こんな不動産でも売れるのだろうか…」
とお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
当社 株式会社リライトでは、
他社で断られた不動産の売却・買取のご相談も多数お受けしております。


