あいさんの時々ブログ

ガイアの夜明けは延長戦が続いています

2022/07/19
 昨年3月にテレビ東京で放送された「ガイアの夜明け」から1年半近くなりますが、ご相談は
2,000件を超えてしまい、今でも毎日のようにお電話やメールをいただいています。
 ご相談の内容も繰り返しになりますが、あらゆる不動産のお困りごとのオンパレードといって
も良いぐらいの内容となっています。
 なかでも一番多くいただいているのが別荘地のご相談ですが、売りたい方がほとんどで買いた
い方は皆無に近い状況です。私の年代には何十年前とは様相が一変したと感じられます。
 いまでも売れる別荘地は軽井沢で、現地を歩きますと売り物件はほとんどなく、「FOR RENT」
の看板ばかりで売り物件は右から左で売れて人気の根強さを感じさせられます。
 しかしご相談いただくかなりの別荘地は、ご相続された方が多くて、現地にはほとんどいった
ことがないとかその場所すらもわからないという方がご相談に来られ、売主様がよくわからない
土地を買主様にご売却したいという、逆の立場に立てばとても理解できないお話だと思われます。
 また農地のご売却については何度も言わせていただきますが、農業のあり方を国会の場で深く
議論していただき、農地法の抜本的な見直しをはじめ諸改革を行うことが必要不可欠であると
思っています。
 そもそも農地を相続した方は農家でなくても無条件に所有者になり、農地を新たに購入して
農業を始めたい方には高いハードルが課せられていることが戦前の戸主制度からの名残でもあり、
このような問題を解決していかない限り、IOT農業など新しい農業を推進していく土台が築けて
いけないのではと危惧しています。
 話は変わりますが、ご相談いただく中でも二世帯住宅や分家住宅のご売却には、ご相談いただ
く方のプライベートな部分に土足で入りこまざるを得ないようなご相談内容をいただいており、
「たられば」みたいな人生模様をしみじみと感じてしまいます。
 このような悩ましいお話だけではなく、家の二階から釣竿を垂れれば、関アジや関サバが釣れ
たりする空き家とか、一国一城の主にもなれる昔の名主や庄屋の屋敷丸ごと差し上げます等々、
新しい人生設計をお考えの方には魅力的な物件もございます。
 今後ホームページでいろいろとご紹介をできればと思っております。