あいさんの時々ブログ

withコロナの社会について

2020/05/10
 新型コロナのため、当社でも自宅待機となり、わたくしもご相談をいただいた仕事については、
ほとんど進められていません。
 また不動産業界全体もお客様の購入意欲が一気に冷えだしていて、元の元気な状態に戻るのが
いつになるかも、残念ながらまだ見えてきません。
 昨日TBSテレビでとても興味深い放送がありましたので、ご紹介させていただきます。
 不動産については次の3点を考えさせられました。
① 大都市圏での大量のオフィス需要の減少による不動産価格への影響
② 全社員リモートワークによる大都市圏の住宅や店舗への影響
③ 地方の古民家リノベーションや人材活用によるリスク回避など地方への影響


 ヤフーCSO・安宅が語る・世界は「withコロナ」社会へ
 人が動かずモノが動くwithコロナでは、旅行などはどうなってしまうのか。
移動手段である飛行機などの座席が大きく変わる可能性がある。
エコノミークラスの概念は変わり、運賃が上がり、長距離移動が贅沢なものに。
最後のポイントは密閉→開放、高密度で活動→疎に変える。
都心などにあるオフィスへの通勤は減り、大半が在宅勤務になるという。
実践する企業を取材するとかなりメリットを感じていた。
全社員リモートワークにした結果、生産性が上がり、全国各地での採用もできるので優秀な人材を得やすくなったという。
さらに長年課題となってきた少子化や過疎化で生まれた問題、その解決策になる可能性もある。
安宅は部署ごと、会社ごとに都市を離れ過疎地に移転する疎開ワークが今後相当数増えると予想している。
地方の古民家をリノベーションし東京にあったオフィスの一部を移した映像会社を取材。
今回のコロナ禍でそのメリットを大いに実感していた。
業務への影響はほとんどないそうだ。
withコロナ社会には接触が不可欠な飲食店や医療系などをどうするのかという課題ももちろんある。
とはいえ、大きな社会の変化は必ず新たなビジネスチャンスを生むと安宅は力説する。