リライト田中の活動ブログ

査定時に気づいた郊外の売れない物件の特徴と工務店さんとの打ち合わせ

2017/10/09
テーマ:ブログ
 みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今日は、郊外の売れない物件の特徴について。
先日司法書士の先生よりご依頼いただいた神奈川県の郊外の戸建の査定書を作成しました。
 物件の査定をするときには、周辺の物件がいくらくらいでどのような物件が成約し、いくらくらいでどのくらい売りにでてきるかを調べます。
 もちろん、地価公示価格や都道府県地価調査、前面道路路線価の変動もチェックします。
 査定した物件について言うと神奈川県の郊外で東海道線沿線のとある駅より徒歩8分。
ですが、今年、昨年と地価が毎年下落しており、人口も減少中…、神奈川県の東海道線の駅徒歩8分なのに。!(◎_◎;)

 周辺の成約事例などをチェックすると長期間売りにでている物件にはいくつかの共通点があることに気付きました。
まず最初は、郊外のエリアでは土地の面積が100m2ないと売りづらいこと。
もちろん、駅徒歩1分や2分のところや商店街の中の物件は例外はあるかもしれませんが、基本的に郊外の住宅の場合、土地面積100m2は必要です。
 続いては、前面道路の道路幅員が4m以下のところは売りづらいこと。
 郊外では供給過多で物件があふれているのにわざわざ前面道路が狭い物件を購入される方はいません。
最後は、中古戸建は売りづらいということ。
 今回、調べた地域では、新築戸建が2,000万円台の前半から半ば、中古戸建が1,000万円台後半で販売されていました。
 郊外では新築戸建と中古戸建の差額があまりありません。
 つまりは、みなさん、多少の差額であれば、資金を画策し、各種保証が充実している新築戸建を購入されるということです。
 そのため、中古戸建は売りづらいということになってしまいます。
 今後は、郊外の物件がさらに市場に溢れかえってしまいます。
どの物件をいくらで購入するか、これが将来の資産価値を大きく左右します。
大切なことは、目利き力!

 午前中は、神奈川県藤沢市にある工務店さん、相馬工務店さんを訪問。
相馬工務店 藤沢市
 代表の佐藤さんは、私と同じ年でとても信頼できる方。
もちろん、仕事も素晴らしい!
 今回は、当社が購入している戦前に建築された戸建のリフォームの打ち合わせ。
スケルトンリフォームをするのですが、床の色やキッチンの色、タイプ、向き、間取りの変更など多種多様の打ち合わせを実施。
 自宅を新築するときもそうでしたが、悩むことは多いですね。(笑)
 大規模リフォームのため、その工事期間も約3ヶ月。
 来月入ってから工事開始です。
今からワクワクします!

 今日は、他にも横浜市港北区の底地権購入のための連絡や各物件のアクセス数の集計、売主様への定期連絡の作成など、やることてんこ盛りでした。
 そして、明日もやることてんこ盛りです。汗

 暇な日はありません。
 みなさんから必要とされているという思い込みで明日も頑張ります!